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温泉とは何かー温泉資源の保護と活用ー

温泉とは何かー温泉資源の保護と活用ー

A5判 並製
価格:2,000円+税
ISBN978-4-903866-16-1 C3044
奥付の初版発行年月:2013年03月

内容紹介

日本は温泉大国であり、日本人は高い温泉嗜好を有している。温泉はこれまで「自然からの贈り物」としての認識が強かったが、現代では、むしろ「科学技術の成果物」という一面が強いと言えるかもしれない。本書は温泉の基礎から応用、そして現在抱えている問題点までをわかりやすく、丁寧に解説した初学者から学生、一般の温泉に興味のある人々にとって格好の解説書である。

著者プロフィール

森康則(モリ ヤスノリ)

1976年三重県四日市市生まれ
三重県保健環境研究所 衛生研究科研究員 学術博士
三重大学大学院生物資源学研究科リサーチフェロー
信州大学理学部卒 名古屋大学大学院理学研究科修了
環境省委託事業鉱泉分析法指針説明会解説書作成検討委員
鉱泉分析法指針改訂検討会検討委員等を歴任

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

 まえがき

 第1章 温泉の基礎
  1.1 温泉成分の分析と掲示
  1.2 温泉の定義
  1.3 温泉資源の特性
  1.4 温泉の分類
  1.5 療養泉と泉質
  1.6 禁忌症、適応症と注意事項
  1.7 温泉法に定める許可
  コラム 温泉の分布

 第2章 温泉付随ガス中の可燃性天然ガス
  2.1 災害リスクの低減 
  2.2 炭化水素の起源
  2.3 可燃性天然ガス濃度の単位
  2.4 測定方法と基準値
  2.5 安全対策
  2.6 温泉付随ガスの有効活用と背景
  2.7 石油代替エネルギーとしての実用化検討事例
  2.8 総括
  コラム 温泉と地震

 第3章 温泉掘削規制の妥当性
  3.1 温泉資源の枯渇リスクの顕在化
  3.2 温泉法の立法趣旨
  3.3 行政訴訟の判例と課題
  3.4 距離規制の妥当性
  3.5 温泉資源の保護に関するガイドライン
  3.6 温泉資源賦存に関するデータの必要性
  3.7 距離規制の有効性に関する事例研究
  3.8総括
  コラム 温泉とラドン

 第4章 集湯能力調査と影響調査
  4.1 集湯能力調査と影響調査の目的
  4.2 集湯能力調査の実施方法
  4.3 影響調査の実施方法
  4.4 調査結果の解釈
  4.5 集湯能力調査と影響調査に関する事例研究
  4.6 総括
  コラム 温泉の老化現象

 第5章 温泉医療と健康づくり
  5.1 温泉医療が果たす地域貢献
  5.2 温泉資源と健康ツーリズム
  5.3 温泉療法の特質
  5.4 健康づくりと保養のための指定・認定制度
  5.5 温泉資源を中核とする医療・福祉のモデルケース
  5.6 総括

 第6章 総括

  謝辞
  索引
  用語解説


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