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衰亡か再生か 岐路に立つ日本

衰亡か再生か 岐路に立つ日本

四六判 296ページ 上製
定価:2,300円+税
ISBN978-4-89205-509-6(4-89205-509-3) C1091
奥付の初版発行年月:2006年07月 / 発売日:2006年07月上旬

内容紹介

『敗者の戦後』(中央公論社)、『幻想のかなたに』(新潮社)など、戦後論争の論客として旺盛な評論活動を展開している著者の最新評論集です。
時事評論、文芸評論を問わず、著者の一貫する主張は、戦後日本の歪められた史観を正し、日本人に真のアイデンティティを取り戻させることにあります。
その筆致は、あくまで流麗・簡潔にして格調高く、しかも難解ではありません。まさに、「正論かくあるべし」です。
現代日本に、瀰漫する無責任体制、ことなかれ主義に憤りを感じている人は少なくないでしょう。そのよって来たるところは、多くの日本人が、日本を日本たらしめている文化・歴史に誇りを失っているからに違いありません。その意味で、本書は、時代の潮流に垂鉛を下ろし、近未来への指針を明確に指し示す好著です。


目次

第Ⅰ部 百年前の明治時代に回帰する日本
第1章 東アジアの現勢は日清戦争前夜に外ならず/第2章 日清・日露戦争の戦後に日本が直面したもの/第3章 日露戦争に学ぶ、明治人の気概
第Ⅱ部 箍が外れてしまった戦後体制
第4章 一日も早く憲法を改正せよ/第5章 戦後日本が失った国家意思の源泉/第6章 「傍観者」と「だだっ子」の日本を排す/第7章 「いじめ自殺」が象徴する戦後日本の、耐えられない弱さ
第Ⅲ部 戦後60年の崩壊の中から、不死鳥は甦るか
第8章 日本を刷新する石原慎太郎のアジア戦略/第9章 「戦後」を虐殺した、福田和也の「陽気なファシズム」/第10章 丸谷才一の『忠臣蔵』反体制論は、戦後作家の妄想である
第Ⅳ部 自決した文学者たちは、何を予見したか
第11章 国家の「全的滅亡」を予見した、江藤淳の自決/第12章 甦る三島由紀夫と「文武両道」の沙漠/第13章 村松剛が葬儀で示した二つの遺言


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