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外国語を自律的に学ぶための3か月プログラム学習意識改革ノート

学習意識改革ノート 外国語を自律的に学ぶための3か月プログラム

A5判 160ページ 並製
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-87259-789-9 C0080
奥付の初版発行年月:2024年03月 / 発売日:2024年04月上旬
発行:大阪大学出版会  
発売:大阪大学出版会
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在庫あり

内容紹介

3か月後の自分が楽しみになる! 今日からはじめられる言語学習プログラム

外国語をマスターするためには、日々の学習の積み重ねが肝心…とは言え、モチベーションを維持するのは至難の業。そんな「やってみたけど続かない」あなたに向けた、自律的な外国語学習習慣を身に着けるためのワークブックが誕生しました。
本書では、8つの法則で学習の核心を学び、31のワークで自分と向き合い、スケジュール帳で行動と感情を記録します。書き込めば書き込むほどハマる、自分の成長と変化を実感させてくれるノートです。長年にわたり多数の教員教育やアドバイジングに携わってきた著者らの知見に基づく工夫が満載。

著者プロフィール

加藤 聡子(カトウ サトコ)

神田外語大学学習者オートノミー教育研究所特任准教授。米国コロンビア大学大学院修士課程修了(MA TESOL)、広島大学大学院教育学研究科博士後期課程修了(教育学博士)。
学習者の自律性を育成する学習アドバイザーとしての累計セッション数は4,000件におよぶ。近年はアドバイザー養成プログラムの開発、教員教育に従事。
著書に『英語教師のための自律学習者育成ガイドブック』(神田外語大学出版局、2021年)などがある。

義永 美央子(ヨシナガ ミオコ)

大阪大学国際教育交流センター教授。大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程単位取得退学。博士(言語文化学)。
大学・大学院留学生対象の日本語教育や、日本語教師研修などに携わっている。専門分野は応用言語学、日本語教育学。
主な著書に『[改訂版]日本語教育学の歩き方―初学者のための研究ガイド』(大阪大学出版会、2019年、共著)『日本語教育の新しい地図―専門知識を書き換える』(ひつじ書房、2021年、分担執筆)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

Introduction
『学習意識改革ノート』を使うにあたっての「誓い」
ノートと共に生きる

Part1 学習意識改革プログラム
外国語学習を成功に導く8つの法則

法則1 計画は「立てる前」のプロセスが要!
 ワーク1 自分の言語学習の歴史を振り返る
 ワーク2 最高・最強の自分を呼び起こす
 ワーク3 過去に感謝状を送る

法則2 未来を描くクセをつける
 ワーク4 人生で実現したいこと
 ワーク5 今後10年を妄想する
 ワーク6 ヴィジョンボード
 ワーク7 妄想と現実をつなげる

法則3 計画は自分にわがままでいい
 ワーク8 If-thenプラニング—計画を実行するための仕組みをつくる
 ワーク9 妨げ・障壁を乗り越える疑似体験をする

法則4 自分の「今」にとことん向き合う
 ワーク10 現状の把握
 ワーク11 学習全体の振り返り—言語学習の輪
 ワーク12 残り時間を計算する
 ワーク13 自分の時間の使い方を把握する
 ワーク14 自分の学習スタイルを把握する
 ワーク15 いろいろな学習ストラテジーを知る
 ワーク16 学習リソース—何を使って学習するか
 ワーク17 学習言語に触れる環境を整える
 ワーク18 目標設定ピラミッドで全体像をつかむ
 ワーク19 アクションプランをつくる

法則5 やる気を味方にする
 ワーク20 私のやる気の源
 ワーク21 ほめほめ日記をつける
 ワーク22 最高・最強の自分にアドバイスをもらう
 ワーク23 発想・視点の転換をする
 ワーク24 自然と学習できる環境を整える

法則6 学習の軌跡を記録する

法則7 ウェルビーイング(well-being)を意識する
 ワーク25 学習者ウェルビーイングを測定する
 ワーク26 学習者ウェルビーイング測定結果を分析する
 ワーク27 ボディスキャニング
 ワーク28 アンガーコントロール

法則8 「振り返る力」を鍛える
 ワーク29 再調整をする
 ワーク30 未来の自分に手紙を書く
 ワーク31 自分への質問—リフレクティブ・クエスチョン

Part2 スケジュール帳

 スケジュール帳の活用方法
 月間カレンダー
 タスクカレンダー
 週間スケジュール
 3か月を振り返って

参考文献
おわりに


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