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ブレア政権の公検査レジーム

ブレア政権の公検査レジーム

A5判 178ページ
価格:6,380円 (消費税:580円)
ISBN978-4-86283-372-3 C3034
奥付の初版発行年月:2024年01月 / 発売日:2024年01月中旬

内容紹介

ブレア政権下で英国政府が実施した地方自治体外部検査体制。その変遷をインタビュー結果に基づいて実証分析。調査研究報告書として出版された2冊の原著を日本語翻訳して1冊に取りまとめた。


目次

監訳者はしがき

第Ⅰ部 英国地方自治体の外部検査─改善を進めるか、詳細に溺れるか

謝辞
はしがき

1 序論
2 検査制度の増加
3 検査機関の重複
 3.1 助成金不正検査局: BFI
 3.2 消防サービス検査局: HMFSI
 3.3 警察検査局: HMIC
 3.4 教育水準委員会: OFSTED
 3.5 社会福祉検査局: SSI
 3.6 ベスト・バリュー検査局: BVIS
4 検査の類型
5 検査の効果
6 検査以外の選択肢
7 公検査の課題と挑戦
 7.1 検査官の信頼性
 7.2 形式と実質
 7.3 地方自治体と政府の優先事項
 7.4 失敗を克服する改善要因の把握
 7.5 検査に対するステークホルダーの捉え方
 7.6 業績データの限界
 7.7 共同検査
 7.8 パートナーシップ業務の意味
 7.9 介入する能力
8 結論

参考文献


第Ⅱ部 英国政府監査委員会の地方自治体検査─変容する役割

謝辞
はしがき

1 序論
2 前回の報告書で明らかにされた論点
3 英国政府監査委員会による検査の進展
 3.1 前置き
 3.2 ベスト・バリュー検査
 3.3 包括的業績評価
 3.4 戦略的規制
 3.5 本報告書における研究手法
4 検査報告書
 4.1 前置き
 4.2 地方自治体種類別の検査スコア
 4.3 地域別の検査スコア
 4.4 経年比較による検査スコア
 4.5 サービス別の検査スコア
 4.6 小結
5 検査の実際
 5.1 前置き
 5.2 検査
 5.3 検査日程
 5.4 検査チーム
 5.5 検査期間
 5.6 検査規準
 5.7 組織能力
 5.8 証拠
 5.9 報告と品質管理
 5.10 共同検査
 5.11 費用対便益
6 結論
 6.1 前置き
 6.2 最近の動向
 6.3 継続的な課題
 6.4 むすび


参考文献


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