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 行財政計画の視点から貧困プログラム

貧困プログラム 行財政計画の視点から

A5判 256ページ
定価:2,600円+税
ISBN978-4-86283-274-0 C3036
奥付の初版発行年月:2019年03月 / 発売日:2019年03月下旬

著者プロフィール

神野 直彦(ジンノ ナオヒコ)

神野直彦(じんの・なおひこ)
日本社会事業大学学長、東京大学名誉教授(財政学・地方財政論)
『システム改革の政治経済学』(岩波書店、1998年、1999年度エコノミスト賞受賞)、『地域再生の経済学』(中央公論新社、2002年、2003年度石橋湛山賞受賞)、『「分かち合い」の経済学』(岩波書店、2010年)、『「人間国家」への改革 参加保障型の福祉社会をつくる』(NHK出版、2015年)、『経済学は悲しみを分かち合うために―私の原点』(岩波書店、2018年)
1946年、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学

山本 隆(ヤマモト タカシ)

関西学院大学人間福祉学部教授(福祉行財政論、ガバナンス論)
『イギリスの福祉行財政 政府間関係の視点』(法律文化社、2003年)、『ローカル・ガバナンス 福祉政策と協治の戦略』(ミネルヴァ書房、2009年)、編著『社会的企業論 もうひとつの経済』(法律文化社、2014年)、共編著『社会起業を学ぶ 社会を変革するしごと』(関西学院大学出版会、2018年)
1953年、岡山大学大学院文化科学研究科博士課程修了(学術博士)

山本 惠子(ヤマモト ケイコ)

山本惠子(やまもと・けいこ)
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部教授(高齢者福祉論、英国社会福祉政策論)
『行財政からみた高齢者福祉』(法律文化社、2002年)、『英国高齢者福祉政策研究 福祉の市場化を乗り越えて』(法律文化社、2016年)、「英国の貧困・社会的孤立の問題―日本のSNEP(孤立無業者)との関連で」『ヒューマン・サービス研究』No.5(神奈川県立保健福祉大学ヒューマンサービス研究会、2016年)、「英国の多問題家族と自立支援制度―予備的考察」『賃金と社会保障』Vol.1652、(旬報社、2016年)
1958年、立命館大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに
序章 貧困と福祉行財政―人間福祉研究からの視座
はじめに
1 社会福祉から人間福祉へ
2 所得貧困と人間貧困
3 包括的所得概念からの教訓
4 現金給付から現物給付へ
5 むすびにかえて―所有欲求から存在欲求へ

第Ⅰ部 世界の貧困と社会的セーフティネット
第1章 世界の社会扶助
1 貧困とは何か?
2 貧困と格差
3 福祉国家の社会的セーフティネット(social safety net)の国際比較
4 国別の社会扶助
むすび

第2章 社会扶助と就労の接合
1 ワークフェアとアクティベーション
2 日本
3 英国
4 アメリカおよびドイツにおける社会扶助と就労との接合―比較検証として
むすび

第3章 英国、EUにおける貧困対策プログラム
はじめに
1 貧困の定義と測定方法
2 欧州連合の反貧困戦略
3 英国の反貧困戦略
むすび

第Ⅱ部 生活保護の行財政と管理構造
第4章 生活保護行政における国と地方の関係
1 生活保護行政の実施責任とその変遷―国と地方の関係 
2 福祉事務所の組織・役割・機能とその現状

第5章 生活保護行政の政府間関係分析
はじめに
1 生活保護制度の歴史と政府間関係
2 権限統制
3 組織統制
4 財政統制
むすび

第6章 第二の社会的セーフティネットの行財政
はじめに
1 求職者支援制度の行政と財政
2 生活困窮者自立支援制度の行政と財政
3 第二の社会的セーフティネットの特徴
4 所得保障の社会的セーフティーネットとはどうあるべき制度なのか

第7章 生活困窮者自立支援事業の事例紹介―川崎市の取り組み・エンプロイアビリティ養成のフロントランナーとして
はじめに
1 川崎市における生活困窮者自立支援事業の取り組み
2 考察

第8章 貧困対策と地域福祉計画
はじめに
1 地域福祉計画とは何か
2 地域福祉計画と生活困窮者自立支援制度の接点
3 都道府県における地域福祉支援計画の役割
4 ガバナンスから見た地域福祉計画と生活困窮者自立支援制度
むすび

終章 貧困ガバナンス
1 公共ガバナンス論について
2 貧困ガバナンスのアナロジー―統制・合理化・抵抗の理論
3 貧困ガバナンスに関する事例
むすび

おわりに
索引


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