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 武士道・国際人・グローバル化新渡戸稲造に学ぶ

北大文学研究科ライブラリ11
新渡戸稲造に学ぶ 武士道・国際人・グローバル化

四六判 284ページ 並製
定価:1,800円+税
ISBN978-4-8329-3391-0 C1091
奥付の初版発行年月:2015年05月 / 発売日:2015年05月下旬

内容紹介

新渡戸稲造ってどんな人? 『武士道』ってどんな本?――新渡戸の母校の後身,北海道大学の文学研究科で教える先生たちが中心になり,新渡戸と『武士道』をやさしく,深く解説。今日における「国際人」の意味を議論したパネルディスカッションの記録や,新渡戸の人生を追った略年譜,新渡戸にかんする読書案内も収録。

著者プロフィール

山本博文(やまもと ひろふみ)

一九五七年岡山県生、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。博士(文学)。現在、東京大学史料編纂所教授。著書に『赤穂事件と四十六士』(吉川弘文館、二〇一三年)、『歴史をつかむ技法』(新潮新書、二〇一三年)、『武士道の名著』(中公新書、二〇一三年)など。

(ゆはず かずより)

一九五九年三重県生、北海道大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、北海道大学大学院文学研究科教授(中国文化論講座)。著書に『論語 珠玉の三十章』(大修館書店、二〇〇七年)、『概説 中国思想史』(分担執筆、ミネルヴァ書房、二〇一〇年)。

佐々木 啓(ささき けい)

一九五九年東京都生、北海道大学大学院文学研究科博士後期課程退学。現在、北海道大学大学院文学研究科教授(宗教学インド哲学講座)。著書に『中川秀恭先生八十五歳記念論文集 なぜキリスト教か』(分担執筆、創文社、一九九三年)、『聖と俗の交錯』(分担執筆、北海道大学図書刊行会、一九九三年)、訳書に『聖書解釈学』(ポール・リクール著、共訳、ヨルダン社、一九九五年)。

トレント・マクシ(Trent Maxey)

一九七四年鹿児島県生、アメリカ合衆国コーネル大学博士課程修了。Ph.D. 現在、アメリカ合衆国アマースト大学准教授(歴史)。著書に◆The◇ "Greatest Problem"◆: Religion and State Formation in Meiji Japan◇ (Harvard University Asia Center, 2014), ◆Re-Inventing Tokyo: Japan's Largest City in the Artistic Imagination◇ (contributing author, New England University Press, 2012).

ミシェル・ラフェイ(Michelle La Fay)

一九六七年アメリカ合衆国アイダホ州生、北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。北海道教育大学旭川校を経て、二〇一四年四月より北海道大学大学院文学研究科特任准教授(国際交流室)。著書に『なまら内村鑑三なわたし││二つの文化のはざまで』(柏艪社、二〇一一年)、論文に「新渡戸稲造と内村鑑三の武士道」(『基督教學』第四十五号、二〇一〇年)。

権 錫永(クォン ソギョン)

一九六四年韓国生、北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、北海道大学大学院文学研究科教授(歴史文化論講座)。著書に『オンドルの近代史││オンドルをめぐる朝鮮人の暮らしと歴史』(一潮閣〔ソウル〕、二〇一〇年)、『岩波講座文学 第二巻 メディアの力学』(分担執筆、岩波書店、二〇〇二年)、論文に「帝国主義と「ヒューマニズム」││プロレタリア文学作家を中心に」(『思想』第八八二号、一九九七年)。

日野 峰子(ひの みねこ)

一九五九年北海道生、北海道大学文学部卒業。現在、会議通訳者・ISSインスティテュート講師。二十年にわたり世界医師会総会および理事会での通訳を務める。ほかに日経フォーラム世界経営者会議、国連防災世界会議パブリックフォーラム等、年間二百二十日は会議通訳者として稼働するかたわら、二十五年にわたり後進の指導・育成にも精力的に取り組む。二〇〇八年より官公庁向け政策情報誌『毎日フォーラム』にコラムを連載中。ブログ「通訳クラブ」にも転載。

白木沢 旭児(しらきざわ あさひこ)

一九五九年宮城県生、京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。現在、北海道大学大学院文学研究科教授(日本史学講座)。著書に『大恐慌期日本の通商問題』(御茶の水書房、一九九九年)、『日中両国から見た「満洲開拓」││体験・記憶・証言』(共編著、御茶の水書房、二〇一四年)。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

まえがき

第Ⅰ部 新渡戸稲造と『武士道』

第一章 日本人論としての『武士道』……山本博文
 はじめに  
 一 新渡戸が『武士道』を書いた理由  
 二 道徳体系としての武士道  
 三 武士道の源泉と徳目  
 四 外国人の誤解を解く五章  
 五 理想的日本人論としての『武士道』  
 六 もうひとつの武士道  
 七 日本文化論の嚆矢としての『武士道』  
 おわりに││現代人にとっての『武士道』  

第二章 新渡戸稲造『武士道』と儒教……


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