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 学生と指導教員のための実践ハンドブック博士号のとり方[第6版]

博士号のとり方[第6版] 学生と指導教員のための実践ハンドブック How to Get a PhD: A Handbook for Students and Their Supervisors

A5判 368ページ 並製
定価:2,700円+税
ISBN978-4-8158-0923-2 C1037
奥付の初版発行年月:2018年10月 / 発売日:2018年10月上旬

内容紹介

誰も教えてくれなかったガイドの決定版。技術マニュアルを超えて、博士号取得をその考え方から解説、論文の執筆計画から教師・学生のコミュニケーションにいたるまで、だれもが経験するプロセスへの対応をわかりやすく論じ、学生・教員から絶大な支持を集める世界的ベストセラー。

著者プロフィール

E・M・フィリップス(フィリップス,E.M.)

1928 年生まれ。独立教育コンサルタント。

D・S・ピュー(ピュー,D.S.)

1930年生まれ(2015年死去)。元英国オープン大学ビジネススクール国際マネジメント専攻名誉教授。

角谷 快彦(カドヤ ヨシヒコ)

1976年生まれ。2005年、早稲田大学大学院公共経営研究科修士課程修了。2010年、シドニー大学大学院経済ビジ
ネス研究科博士課程修了。2011年、Ph.D(シドニー大学)取得。名古屋大学大学院経済学研究科特任准教授を経て、
現在、広島大学大学院社会科学研究科准教授。著書に『介護市場の経済学』(名古屋大学出版会、2016年、日本公共
政策学会著作賞受賞)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

 第6版への序文

第1章 博士課程の学生になるということ
    博士課程教育の性質 /研究学生になる心理 /本書の目的

第2章 博士課程に入る
    分野から研究機関を選ぶ /初めての連絡 /入学要件 /研究費と研究サポート /
    科学的研究プログラム /通信教育は可能か /パートタイムの学業 /研究環境を
    選ぶ /指導教員を選ぶ /研究学生としての始動 /博士課程の俗説と現実 /
    チームワーク

第3章 博士学位の本質
    博士号の意味 /完全なプロの研究者になる /修士号と博士号の違い / 学生のね
    らい /指導教員のねらい /論文審査官のねらい /大学と研究評議会のねらい /
    ミスマッチと問題

第4章 博士号を取得しない方法
    博士号を欲しがらない /博士号の必須要件を過大評価することによる誤解 /過小
    評価による博士号の要件の誤解 /博士号の要件を理解する指導教員を持たないこと
    /指導教員との連絡が途絶えること /研究環境にいないこと /論文を持たないこ
    と /他人の業績の剽窃、または結果の捏造 /修了前に就業すること

第5章 研究の仕方
    研究の特徴 /良い研究の特徴 /基本的な研究の種類 /博士号のための研究はどの
    種類か /研究をするという技巧 /研究のツール

第6章 博士論文の型
    博士号の型を理解する /章立ての詳細な枠組と選択 /実践に基づく学問分野に
    おける博士号 /連立したプロジェクトとしての博士号 /出版済みの自分の文献を
    基に博士号を取得する /オリジナリティーという概念

第7章 指導教員との付き合い方
    指導チーム /指導教員が博士課程学生に期待すること /指導教員を「育てる」
    必要性 /コミュニケーションの壁の取り払い方 /指導教員を替える /指導にお
    ける不適切な関係

第8章 博士論文を書く
    何を書くか /いつ書くか /どう書くか /ライターズ・ブロック /論文の内容と
    文体 /学会発表論文と学術誌論文を書く /オープンアクセス /偽カンファレン
    ス、偽学術誌、そして自費出版

第9章 博士課程のプロセス
    心理面 /プロジェクトマネジメント /博士課程中の教鞭

第10章 学術的環境において直面しうる問題
    学術的環境に身を置くことのチャレンジ /規定時刻のないことによる問題 /
    パートタイム学生が直面する問題 /ストレスを低下させることと健康状態の保持
    というチャレンジ /差別に直面するという問題 /ハラスメントを受けるという
    問題 /国際留学生として直面しうる問題 /外国語で学業をするというチャレンジ
    / 外部から資金調達を受けている学生としてのチャレンジ /学術的ロールモデル
    不足の問題 /熟年学生であることのチャレンジ /トピックや研究方法の妥当性の
    合意に達する難しさ /コミュニケーション、ディベートとフィードバックの難し
    さ /不正行為に直面するといった問題 /学生であると同時に作業員でもあること
    のチャレンジ /結 論

第11章 審査制度
    提出の告知 /審査官とのアポイントメント /論文提出 /口頭審査(口頭試問、
    口頭試験とも)/審査結果 /抗告手続き

第12章 指導と審査の仕方
    学生が指導教員に求めているもの /ロールモデルの確立 /研究手法の指導 / 遠
    距離からの指導 /リサーチアシスタントの指導 /指導チームとして働くこと /
    学生が困難を克服できるように援助をすること /指導力のトレーニング / 審査
    の仕方 /よい指導の成果

第13章 研究機関の責務
    大学の責務 /研究家の責務 /結 論

 付録1 学生のための研究進捗度自己診断
 付録2 自己評価アンケートおよび博士課程学生の指導にあたっての実務的な課題に
     関する論議
 付録3 指導教員候補者への最初のアプローチの例
 あとがき
 参考文献
 Webレファレンス
 索 引


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