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変容する地球社会と平和への課題

中央大学社会科学研究所研究叢書32
変容する地球社会と平和への課題

西海 真樹:編著, 都留 康子:編著
A5判 上製
定価:4,800円+税
ISBN978-4-8057-1333-4 C3336
奥付の初版発行年月:2016年03月 / 発売日:2016年03月下旬

内容紹介

戦後70年の2015年、「積極的平和」が巷を乱舞した。しかし、その意味するところは、平和学でこれまでに論じられてきたそれとは似て非なるものであった。本書では、平和の概念を問うことからはじめ、戦争、核拡散、テロ、難民、環境など多様な問題を検討する。いずれも解決の処方箋が簡単に出せるものではないが、国際機関の重要性に着目するとともに、今、改めて外交の意味を問う。情報化時代、制御不能な暴力の時代にあって、ともすれば平和が論じにくい今こそ、手にして欲しい本である。                            

著者プロフィール

西海 真樹(ニシウミ マキ)

中央大学法学部教授

都留 康子(ツル ヤスコ)

上智大学グローバル学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

〈主要目次〉

序論 平和学の展開
   ―「平和」と「人権」をめぐって―
第I部 世界平和と国際機構 
第1章 ノーベル平和賞と国際機構
 第2章 文化多様性と平和        
第3章 国際刑事裁判所(ICC)における被害者
信託基金―平和構築の予備的考察― 
 第4章 国際機構によるメンバーシップ制裁の
進展と紛争解決
 第Ⅱ部 紛争解決への外交政策
第5章 核不拡散レジームと日本外交
―核の傘の下の被爆国―
第6章 核不拡散レジームとインド
―印米原子力協力のその後―
第7章 東アジア国際関係の現状分析と展望
―「中国問題」の現実的解決に向けて―

第8章 新興国の人道外交
―トルコの取り組みを事例として―
第9章 コソヴォ紛争に関する会議分析とアメリカの「反戦」―言説分析と投票行動分析を中心に―
第10章 ヨーロッパ統合と平和
―EU共通外交安全保障政策からの一考察―
第Ⅲ部 新たな平和への挑戦と対応
第11章 水資源・紛争・平和
第12章 オルタ・グローバリゼーション運動のビジョン―水正義運動の事例から―
第13章 「モバイルな」国境と領域秩序の変容
―国境機能の内部化と外部化を手がかりとして―
第14章 普遍主義に内在する格差醸成とテロ誘発
作用の対応の必要性


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