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 芸術の哲学ありふれたものの変容

ありふれたものの変容 芸術の哲学

四六判 372ページ 上製
定価:4,600円+税
ISBN978-4-7664-2484-3 C3010
奥付の初版発行年月:2017年10月 / 発売日:2017年10月下旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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内容紹介

芸術の定義への、壮大な思弁的企て

▼1960年代初め、アンディ・ウォーホルの《ブリロ・ボックス》が「芸術」として提示されたとき、
このような、平凡なものと区別のつかないアート作品の出現が、新しい芸術の理論を要請した。
本書は、その理論的構築のために捧げられた、20世紀美学最大の成果である。

▼ダントーは、芸術の理論に属するものを、伝統的にそれと混同されてきたものから区別しようと試みる。
そして、芸術の表象を独自に解釈し、メタファー、表現、様式を体系的に説明する。
ウォーホル、リキテンスタイン、ブリューゲル、ボルヘス、カポーティ……豊富な例を引きながら、
なぜ「ありふれたもの」が「芸術」に変容したのか、芸術をどのように定義できるのか、哲学的に明らかにしていく。

著者プロフィール

アーサー・C・ダントー(Arthur C. Danto)

1924~2013年。アメリカの哲学者・美術批評家。コロンビア大学名誉教授。
著作に、『言語と哲学の世界』(薗田勲訳、社会思想社、1980年)、『物語としての歴史――歴史の分析哲学』(河本英夫訳、国文社、1989年)、『芸術の終焉のあと――現代芸術と歴史の境界』(山田忠彰監訳、三元社、2017年)。論文に、「アートワールド」(西村清和編・監訳『分析美学基本論文集』勁草書房、2015年所収)など。

松尾 大(マツオ ヒロシ)

1949年生まれ。東京藝術大学名誉教授。専門は美学・西洋古典学。
著作に、佐藤信夫・佐々木健一・松尾大『レトリック事典』(大修館書店、2006年)。訳書に、バウムガルテン『美学』(講談社学術文庫、2016年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序文
謝辞

 第一章 芸術作品と単なる現実のもの
 第二章 内容と因果関係
 第三章 哲学と芸術
 第四章 美学と芸術作品
 第五章 解釈と同定
 第六章 芸術作品と単なる表象
 第七章 メタファー、表現、様式

訳者解説
索引


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