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 池田彌三郎ノート折口信夫芸能史講義 戦後篇 上

折口信夫芸能史講義 戦後篇 上 池田彌三郎ノート

A5判 378ページ 上製
定価:6,500円+税
ISBN978-4-7664-2182-8 C3010
奥付の初版発行年月:2015年02月 / 発売日:2015年02月下旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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在庫あり

内容紹介

戦後折口学の核心に迫り、折口芸能史の全貌がはじめて明らかにされる

▼昭和20年度、22年度、23年度に行なわれた折口信夫の芸能史講義を、池田彌三郎ノートをもとに書籍化。

▼踏歌、田楽、幸若舞、猿楽、歌舞伎、相撲――折口の古代研究の基底をなす「芸能史」の全体像に迫る未発表講義録。

われわれの言う「芸能」の説明では、
芸能は演芸に一番あたる。
せり詰めてゆくと、最後の点では
演劇的なものに到達するようだが、
実際は演劇でないものがたくさんある。
(略)概括して言うと、演劇、舞踊、
歌謡、あるいは曲芸というより
詭芸(軽業、手品)、
こういう種類のものだ。
それから広い意味の武術、
その中、特殊なもので相撲。
そういうものがみな芸能だ。
(本文より)

著者プロフィール

折口 信夫(オリクチ シノブ)

1887~1953年。国文学者・民俗学者・歌人・小説家。筆名は釈迢空(創作活動に使用)。
1910年國學院大學を卒業。國學院大學、慶應義塾大学の教授を歴任した。
歌集に『海やまのあひだ』『倭をぐな』など、詩集に『古代感愛集』など、小説に『身毒丸』『死者の書』などがある。『折口信夫全集』全37巻・別巻4巻、『折口信夫全集ノート編』全18巻・索引1巻、『折口信夫全集ノート編追補』全5巻が刊行されている。

池田 彌三郎(イケダ ヤサブロウ)

1914~1982年。国文学者、民俗学者、随筆家。元・慶應義塾大学教授。
1931年慶應義塾大学経済学部予科に入学。1934年国文科に進み、はじめて折口信夫の講義を聴く。以後折口を終生の師と仰ぐ。
著書に『芸能』『日本人の芸能』(岩崎書店)、『私説 折口信夫』、『日本文学伝承論』、『日本の幽霊』『まれびとの座』(中央公論社)、『池田彌三郎著作集』全10巻(角川書店)。

伊藤 好英(イトウ ヨシヒデ)

1948年生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。高麗大学校大学院博士課程修了。
慶應義塾大学講師、國學院大學講師。元慶應義塾高等学校教諭。
著書に、『折口学が読み解く韓国芸能』(慶應義塾大学出版会)、『明解 源氏物語五十四帖』(池田彌三郎と共著、淡交社)、『韓国演劇史』(共訳、徐淵昊著、朝日出版社)、『折口信夫事典』(共著、大修館書店)など。

藤原 茂樹(フジワラ シゲキ)

1951年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。慶應義塾大学教授。
専門は、古代文学・芸能史。上代文学会、古事記学会などに所属。
著書に、『万葉から万葉へ――万葉びとの言葉とこころ』(共著、NHK出版)、『池田彌三郎の学問とその後』(慶應義塾大学出版会)、『催馬楽研究』(編著、笠間書院)、『藤原流万葉集の歩き方』(NHK出版)など。

池田 光(イケダ ヒカル)

1947年生まれ。池田彌三郎の長男。慶應義塾大学文学部文学科(国文学専攻)卒業。
同大学院社会学研究科(教育学専攻)博士課程修了。元洗足学園短期大学助教授。
著作に父池田彌三郎のNHK大学講座を編集した『日本文学の素材』(日本放送出版協会)、『中国運命学入門』(春秋社)、『東京百年史第四巻 大都市への成長(大正期)』(共著、東京都)、『教育の理論』(共著、八千代出版)、『教師のための教育学』(建帛社、共著)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

【著者】
折口 信夫(おりくち しのぶ)
1887~1953年。国文学者・民俗学者・歌人・小説家。筆名は釈迢空(創作活動に使用)。
1910年國學院大學を卒業。國學院大學、慶應義塾大学の教授を歴任した。

【筆記者】
池田 彌三郎(いけだ やさぶろう)
1914~1982年。国文学者、民俗学者、随筆家。元・慶應義塾大学教授。
1931年慶應義塾大学経済学部予科に入学。1934年国文科に進み、
はじめて折口信夫の講義を聴く。以後折口を終生の師と仰ぐ。

【編者】
伊藤 好英(いとう よしひで)
慶應義塾大学大学院修士課程修了。高麗大学校大学院博士課程修了。
慶應義塾大学講師、國學院大學講師。元慶應義塾高等学校教諭。

藤原 茂樹(ふじわら しげき)
慶應義塾大学大学院博士課程修了。慶應義塾大学教授。
専門は、古代文学・芸能史。上代文学会、古事記学会などに所属。

池田 光(いけだ ひかる)
池田彌三郎の長男。慶應義塾大学文学部文学科(国文学専攻)卒業。
同大学院社会学研究科(教育学専攻)博士課程修了。元洗足学園短期大学助教授。

目次

小 序  西村 亨
凡 例

 昭和二十年度芸能史
一 かづらもの
二 日本芸能における男芸女芸の研究
三 神がかりの動作以外のもの、定家、通小町、墨染桜、雪
四 乙女の舞

 昭和二十二年度芸能史
一 芸能史を芸能自身から釈いてゆく行き方
二 翁、松拍
三 鏡板の松
四 傘
五 道中芸
六 能役者、祝福芸
七 祝言職
八 旅 行
九 くぐつ・ほかひ
十 芸能団の遊行
十一 放 浪
十二 旅行の文学
十三 漂泊者の芸能
十四 歌舞伎芝居の一考察
十五 かぶきの草子
十六 歌舞伎の話の結論

 昭和二十三年度芸能史
一 語 義
二 鎮魂法
三 鎮魂儀礼、あそび
四 神あそび、狂乱
五 宮廷の神楽、はいりこんだもの
六 ものぐるい
七 つきもの
八 狂女、百万・山姥、かつらおび
九 芸能と宗教との関係、修羅物
十 舞 踊
十一 舞、神迎え
十二 女 舞
十三 東遊び
十四 東の歌 
十五 武官・もののふ、相撲の話
十六 相 撲(一)
十七 相 撲(二)
十八 相 撲(三)

 昭和二十三年 都民講座
都民講座 一 
都民講座 二
都民講座 三
都民講座 四

 解 題  伊藤好英・藤原茂樹・池田 光


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