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日本法制史講義ノート【第2版】

日本法制史講義ノート【第2版】

B5判 120ページ 並製
定価:2,000円+税
ISBN978-4-7664-1986-3 C3032
奥付の初版発行年月:2012年10月 / 発売日:2012年10月上旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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在庫あり

内容紹介

「日本法制史を学ぶ道しるべ」第2版!

▼「古代」から明治時代を終点とする「近代」までの、各時代の代表的な「法典」を取り上げ、歴史的背景に言及しつつ、編纂経緯・編纂関係者・内容に係る必須の要点を列記しまとめあげた日本法制史の入門書、第2版!

著者プロフィール

霞 信彦(カスミ ノブヒコ)

略歴:1951年生まれ。慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻博士課程単位取得退学。法学博士(慶應義塾大学)。(本書第1章およびその他を担当)
主要著作:『明治初期刑事法の基礎的研究』(慶應義塾大学法学研究会叢書、1990年)、『日本法制史 資料集』(共編、慶應義塾大学出版会、2003 年)、『矩を踰えて 明治法制史断章』(慶應義塾大学出版会、2007年)、『法学講義ノート 第4版』(慶應義塾大学出版会、2010年)、峯村光郎(田中実補訂)『改訂・法学(憲法を含む)』(霞信彦ほか改訂、慶應義塾大学通信教育部、2010年)、『日本法制史Ⅱ―中世・近世・近代―』(共著、慶應義塾大学通信教育部、2012年)、他。

原 禎嗣 (ハラ ヨシツグ)

略歴:1963年生まれ。山梨学院大学法学部教授。慶應義塾大学法学部講師。慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻博士課程単位取得退学。法学修士(慶應義塾大学)。(本書第4章Ⅰ~Ⅲ・Ⅴ・Ⅵを担当)
主要著作:『入門 政治行政』(共著、公人の友社、2008年)、『日本法制史Ⅱ―中世・近世・近代―』(共著、慶應義塾大学通信教育部、2012年)、「日本赤十字社戦中文書の基礎的研究―太平洋戦争中の俘虜救恤活動に関する史料紹介を兼ねて―」山梨学院大学法学論集第60号(2008年)、「東京市鉄管詐欺事件にまつわるもう一つの詐欺事件について」山梨学院大学法学論集第68号(2011年)、他。

神野 潔(ジンノ キヨシ)

略歴:1976年生まれ。武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部准教授。慶應義塾大学法学部講師。慶應義塾大学法学研究科公法学専攻後期博士課程単位取得退学。修士(法学)。(本書第2章を担当)
主要著作:『日本法制史Ⅱ―中世・近世・近代―』(共著、慶應義塾大学通信教育部、2012年)、「鎌倉幕府の寄進安堵について」古文書研究第62号(2006年)、「穂積陳重と封建法―『法窓夜話』所収「準拠法」を手がかりに―」民事研修第643号(2010年)、「書面によらない贈与の取消(撤回)―その成立過程と、法史学的視点からの課題整理―」司法法制部季報第130号(2012年)、他。

兒玉 圭司(コダマ ケイジ)

略歴:1977年生まれ。国立舞鶴工業高等専門学校人文科学部門専任講師。慶應義塾大学通信教育部講師。慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻後期博士課程単位取得退学。修士(法学)。(本書第4章Ⅳを担当)
主要著作:『日本法制史Ⅱ―中世・近世・近代―』(共著、慶應義塾大学通信教育部、2012年)、「明治初期における監獄制度の一転機―既決囚の発見―」鈴木秀光ほか編『法の流通』(慈学社出版、2009年)所収、「「明治一四年監獄則」の編纂・制定過程に関する基本情報」司法法制部季報第126号(2011年)、「行刑制度調査委員会と山岡萬之助―大正期の監獄法改正準備作業に果たした役割―」黌誌第7号(2012年)、他。

三田 奈穂(ミタ ナホ)

略歴:1983年生まれ。中央学院大学法学部兼任講師。慶應義塾大学通信教育部講師。慶應義塾大学大学院法学研究科公法学専攻後期博士課程単位取得退学。修士(法学)。(本書第3章を担当)
主要著作:『日本法制史Ⅱ―中世・近世・近代―』(共著、慶應義塾大学通信教育部、2012年)、「旧刑法『数罪倶発』条成立に関する一考察」法学政治学論究第76号(2008年)、「旧刑法の成立と村田保」法学政治学論究第79号(2008年)、「『各国刑法比照』をめぐる一考察」法学政治学論究第92号(2012年)、他。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに
凡例

第1章 古 代
Ⅰ 上古における「つみ」
 1. 「天津罪」と「国津罪」
 2. 上古の社会における天津罪・国津罪以外の「罪」の存在
 3. 罪と祓
Ⅱ 十七条憲法
 1. 十七条憲法制定とその歴史的背景
 2. 十七条憲法
Ⅲ 大化改新詔
 1. 大化改新とその歴史的背景
 2. 改新詔
Ⅳ 律令
 1. 律令
 2. 律令と国家組織・官制度・内容(刑罰規定を中心として)

第2章 中 世
Ⅰ 中世とは何か
 1. 荘園制の生成と展開
 2. 封建制
 3. 鎌倉幕府における御恩と奉公
 4. 中世国家論
Ⅱ 鎌倉幕府の成立と統治機構
 1. 幕府の成立時期をめぐる議論(幕府の本質をどのように理解するか)
 2. 統治機構(中央)
 3. 統治機構(地方)
Ⅲ 「御成敗式目」の成立と内容
 1. 成立過程と特徴
 2. 主要条文
 3. 追加法
Ⅳ 鎌倉幕府の裁判
 1. 裁判の分類
 2. 所務沙汰
 3. 裁許状を読み直す
Ⅴ 室町幕府法の特質
 1. 建武式目と追加法
 2. 権力二元性論
 3. 半済令
 4. 御前沙汰
 5. 守護領国制
Ⅵ 戦国期・織豊期の法
 1. 分国法
 2. 織豊政権の法

第3章 近 世
Ⅰ 江戸の法一般
 1. 江戸時代の法に関する基礎知識
 2. 幕府法
Ⅱ 江戸の刑罰
 1. 「公事方御定書」
 2. 刑事裁判
 3. 幕府法の行刑
Ⅲ 江戸の民事
 1. 出入筋での裁判
 2.  江戸の家族関係

第4章 近 代
Ⅰ 国家機構の変遷
 1. 国家機構の変遷
 2. 法を司る機関
Ⅱ 刑法を素材とする法典近代化
 1. 近代法体系整備の必要性
 2. 仮刑律
 3. 新律綱領
 4. 改定律例
 5. 明治15年刑法(旧刑法)
Ⅲ 刑事手続法の近代化
 1. 統一法典の不存在
 2. 組織の整備
 3. 手続法の整備
Ⅳ 刑罰と処遇
 1. 刑罰の変遷
 2. 処遇に関する主な法令
Ⅴ 憲法の制定
 1. 「政体書」
 2. 民撰議院設立建白書
 3. 「漸次立憲政体樹立の詔」
 4. 元老院国憲案
 5. 私擬憲法草案
 6. 憲法大綱領(岩倉具視)
 7. 明治憲法の制定
Ⅵ 民事法の整備
 1. 明治初期の民事裁判準則
 2. 「旧民法」公布
 3. 「民法典論争」「商法典論争」
 4. 論争の行方


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