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ニュースの普及過程分析

ニュースの普及過程分析

A5判 376ページ 上製
定価:3,400円+税
ISBN978-4-7664-1964-1 C3036
奥付の初版発行年月:2012年10月 / 発売日:2012年10月中旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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内容紹介

▼人々はチャネルによってどのようにニュースを知り、また人に伝えるのか。おもにアメリカの過去のニュースを題材にした主要な研究を再検討し、ニュースの普及過程を探る。

▼1940年代のルーズベルト大統領死去から2000年代の「9.11」やスペースシャトル・コロンビア号の惨事のニュースまでについての多くの事例の研究から、ニュースの普及過程がどのような要因に影響を受けるのかを明らかにする。

著者プロフィール

青池 愼一(アオイケ シンイチ)

成城大学社会イノベーション学部教授・慶應義塾大学名誉教授。
1942年生まれ。1966年慶應義塾大学文学部卒業、1971年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。慶應義塾大学文学部助手、助教授、教授を経て、現職。専攻はイノベーション普及学、コミュニケーション学、社会心理学。
主要著作に、『日常生活とコミュニケーション』(共著、慶應通信、1986年)、『現代社会心理学―心理・行動・社会―』(共編著、慶應義塾大学出版会、2004年)、『イノベーション普及過程論』(慶應義塾大学出版会、2007年)、E.M. ロジャーズ著『イノベーション普及学』(共監訳、産能大学出版部、1990年)など。その他、論文等多数。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

まえがき

序章
 第1節 イノベーションとしてのニュース
 第2節 ニュースとニュース普及過程概念の定義と基本的認識
 第3節 ニュースもしくはニュース普及過程の機能

第1部 ニュース普及過程の諸事例の分析
 序
 第1章 初期の諸研究・諸事例の検討
  第1節 ルーズベルト大統領死亡のニュースの普及過程
  第2節 地域社会における出来事についてのニュースの普及過程
  第3節 タフト上院議員死亡のニュースの普及過程

 第2章 1960年代の諸研究・諸事例の検討
  第1節 ケネディ大統領暗殺のニュースの普及過程
  第2節 ケネディ大統領暗殺とオズワルド暗殺のニュースの普及過程
  第3節 ローマ法王パウロ6世の回状についてのニュースの普及過程

 第3章 1970年代の諸研究・諸事例の検討
  第1節 トルドー首相の結婚のニュースの普及過程
  第2節 イーグルトン事件のニュースの普及過程
  第3節 衝撃的な良いニュースの普及過程

 第4章 1980年代の諸研究・諸事例の検討
  第1節 レーガン大統領暗殺未遂事件のニュースの普及過程
  第2節 身近に起きた出来事のニュースの普及過程
  第3節 スペースシャトル・チャレンジャー号爆発事故のニュースの普及過程(その1)

 第5章 1990年代の諸研究・諸事例の検討
  第1節 スペースシャトル・チャレンジャー号爆発事故のニュースの普及過程(その2)
  第2節 湾岸戦争開戦のニュースの普及過程
  第3節 マジック・ジョンソンの声明のニュースの普及過程

 第6章 2000年代の諸研究・諸事例の検討
  第1節 2001年9月11日のテロ攻撃のニュースの普及過程
  第2節 スペースシャトル・コロンビア号の惨事のニュースの普及過程

第2部 ニュース普及過程の理論化をめざして
 序
 第7章 Deutschmann and Danielson(1960)の一般的規則性の提示

 第8章 ニュース・バリュー要因
  第1節 ニュース・バリュー要因の視点からの一般的規則性論批判
  第2節 Hill and Bonjean(1964)の4仮説の検討
  第3節 ニュース・バリュー要因の影響過程

 第9章 生活行動パターン要因
  第1節 時刻
  第2節 場所

 第10章 個人的関連性と個人的重要性
  第1節 個人的関連性
  第2節 個人的重要性

 第11章 ニュース普及過程におけるマス・メディアとインターパーソナル・コミュニケーション・チャネル
  第1節 ニュースを最初に知る時の情報源
  第2節 ニュースを最初に知った後の補完的、付加的情報の情報源
  第3節 インターパーソナル・コミュニケーションのモチベーション

索引


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