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 アメリカ最高裁判決の新たな理解司法積極主義の神話

司法積極主義の神話 アメリカ最高裁判決の新たな理解

A5判 304ページ 並製
定価:3,800円+税
ISBN978-4-7664-1867-5 C3032
奥付の初版発行年月:2011年08月 / 発売日:2011年08月下旬

内容紹介

最新アメリカ憲法学における憲法訴訟論。
▼最新のアメリカ憲法学における違憲審査基準論を司法判断の諸相から分析する、話題の書籍の邦訳。
▼司法の役割とは何か。司法消極主義と対比される司法積極主義について、その原点に立ち返って論理的に解明。わが国における昨今の最高裁における憲法判断を考察する上でも非常に有益な好著。

著者プロフィール

カーミット・ルーズヴェルトIII世(カーミットルーズヴェルトサンセイ)

カーミット・ルーズヴェルトIII世(Kermit Roosevelt III)
ペンシルバニア大学ロー・スクール教授。
1971年生まれ。ハーヴァード大学、イェール大学ロー・スクール出身。専門領域は憲法、抵触法。連邦巡回裁判所判事助手、弁護士等を経て現職。主要著作に『In the Shadow of the Law』(Farrar, Straus & Giroux, 2005)、『Conflict of Laws: Cases ? Comments? Questions』(West, 7th ed. 2006) (共著 with David Currie, Herma Hill Kay, and Larry Kramer)、『Conflict of Laws: Concepts and Insights』 (Foundation Press, 2010)等がある。

大沢秀介(オオサワヒデユキ)

慶應義塾大学法学部教授。
1952年生まれ。法学博士(慶應義塾大学、1988年)。専攻領域は憲法、司法過程論、憲法政策論(日本)慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学(1980年)。ハーヴァード大学ロー・スクール修士課程(1982年修了)。法学博士(慶應義塾大学、1988年)。慶應義塾大学法学部専任講師、同助教授、同教授を経て現職。
主要著作に『アメリカの政治と憲法』(芦書房、1992年)、『憲法入門(第3版)』(成文堂、2003年)、『目で見る憲法(第3版)』(共著、有斐閣、2007年)、『はじめての憲法』(編著、成文堂、2003年)、『ケースで考える憲法入門』(共著、有斐閣、2006年)、『自由と安全―各国の理論と実務』(共編著、尚学社、2009年)、『判例憲法』(共編著、有斐閣、2009年)等がある。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

日本語版によせて

序論 連邦最高裁を批評する

第1部 憲法事件の判断
 第1章 合衆国憲法の文言の示す意味:直接的執行の幻想
 第2章 法理は何のためにあるのか?――本書のモデル
 第3章 司法積極主義から正統性へ  

第2部 イージー・ケース
 第4章 平等保護,刑事手続,執行府による拘束

第3部 ハード・ケース
 第5章 同性愛者の権利:Romer事件,Lawrence事件,Goodridge事件
 第6章 アボーション:Roe事件とCasey事件
 第7章 公用収用:Kelo事件
 第8章 国教樹立禁止条項
 第9章 死刑:Roper事件とAtkins事件
 第10章 修正1条:選挙資金改革

第4部 非正統性
 第11章 敬譲の拒否
 第12章 罵倒に値する判決

第5部 憲法におけるバランス
 第13章 過ちを犯す統治部門:どの部門を信用するか?

訳者解説
索引


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