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 不確実性の倫理と貨幣・資本政策ケインズの思想

ケインズの思想 不確実性の倫理と貨幣・資本政策

A5判 400ページ 上製
定価:3,800円+税
ISBN978-4-7664-1441-7 C3033
奥付の初版発行年月:2007年11月

内容紹介

ケインズと倫理学・政治哲学との関係を分析。
▼ケインズ経済学の成り立ちについて論じながら、経済学だけでなく、倫理思想と経済学史や政治哲学との密接な関係を明らかにすることによって、とらえにくいケインズの「思想構造」を明らかにする。
▼経済学としての『一般理論』とその中を貫く哲学との関係を総合的に説いた画期的研究。


小畑二郎(おばた じろう)
筑波大学大学院人文社会科学研究科教授
1947年生まれ。1970年慶應義塾大学経済学部卒業後、1977年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。財団法人日本証券経済研究所研究員、筑波大学社会科学系講師を経て、1995年筑波大学教授、現在に至る。1993〜94年米国ジョージメイソン大学公共選択研究センター客員研究員、2003年カナダ、アカディア大学客員教授。主な著書に、『アメリカの金融市場と投資銀行業』(東洋経済新報社、1988年)、訳書に、J.ブキャナン著『倫理の経済学』(有斐閣、1997年)等がある。

目次



第Ⅰ部 新古典派経済学の原点:マーシャル経済学の基礎
  はじめに
 第1章 マーシャル経済学の社会思想的な背景       
 第2章 マーシャルの企業と市場の経済学
 第3章 マーシャルの分配理論

第Ⅱ部 ケインズ経済学における革新 
  問題の概要と構成  
 第4章 ケインズ政治経済学の主題                   
 第5章 『貨幣論』(1930年)とケインズ革命の展開         
 第6章 雇用問題の主題化: 『雇用・利子および貨幣の一般理論』(1936年)
 第7章 ホートレイ・ケインズ論争の再評価: 金融の調節機能をめぐる対立
 第8章 貨幣経済の時論的研究におけるパラダイム転換  
 第9章 ケインズ革命を越えて: 不確実性の倫理と貨幣・資本政策への道    

補論 ケインズ初期の倫理学的研究の再評価    
  問題の設定
 第1章 ケインズの哲学的探求とムーア『倫理学原理』   
 第2章 ケインズの『確率論』  
 第3章 ケインズ倫理学の歴史的地平                    


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