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現代産業の再構築

現代産業の再構築

B7 504ページ 上製
価格:2,883円 (消費税:262円)
ISBN978-4-7664-0571-2(4-7664-0571-4) C3034
奥付の初版発行年月:1994年01月 / 発売日:1994年01月上旬

内容紹介

我が国産業界を代表する第一線の経営者・技術指導者17氏による「現代産業論」の講義内容を集録した。産業の空洞化、国際化、その他の課題に対する取り組みと将来の展望への分析と提言を行なっている。


(執筆順)
佐々木 元
昭和34年 東京大学工学部卒業
昭和36年 同大学院数物系研究科電気工学専門課程修士課程修了
昭和36年 日本電気入社
昭和53年 同社集積回路事業部回路技術部長
昭和57年 同社超LSI開発本部長
昭和59年 同社マイクロコンピュータ技術本部長
昭和61年 同社支配人
昭和63年 同社取締役支配人
平成3年 6月より現職

八幡 惠介
昭和33年 大阪大学工学部卒業
昭和33年 日本電気株式会社入社
昭和38年 米国シラキュース大学工学部修士課程修了
昭和58年 日本電気株式会社理事就任
昭和59年 同社退社
昭和60年 日本エルエスアイ・ロジック(現LSIロジック)㈱入社、代表取締役社長就任 日本セミコンダクター㈱代表取締役社長兼任
昭和64年 同社社長退任
平成元年 同社非常勤取締役
平成5年 6月より現職

小坂 恕
昭和35年 東京大学法学部卒業
昭和35年 ㈱東芝入社
昭和38年 ロンドン大学ロンドンスクールオブエコノミクス大学院留学
昭和41年 東京都立大学理学部数学科卒業
昭和44年 同社本社第一国際事業部企画グループ責任者
昭和45年 同社関西支社マーケティング課長
昭和48年 同社本社第二国際事業部企画課長
昭和57年 同社本社国際本部企画部長
平成元年 同社欧州総括事務所(ロンドン)ジェネラルマネージャ
平成4年 12月より現職

楠美憲章
昭和38年 中央大学法学部卒業
昭和38年 日産自動車株式会社入社
昭和60年 同社広報室次長
昭和62年 同社渉外部長
平成3年 6月より現職

田端鐵男
昭和37年 東京外国語大学スペイン科卒業
昭和37年 日産自動車株式会社入社
昭和61年 同社第二海外事業室次長
昭和62年 同社第二海外本部欧州事業部長
昭和62年 同社第三海外本部副本部長
平成元年 同社取締役
平成5年 同社常務取締役
平成5年 6月より現職

小畠一孝
昭和38年 東北大学工学部機械工学科卒業
昭和38年 日産自動車株式会社入社
昭和59年 米国日産自動車製造会社出向(次長職)
昭和62年 日産自動車株式会社村山工場工務部長
平成元年 同社第3技術部長
平成3年 6月より現職

板倉芳明
昭和18年 慶應義塾大学経済学部卒業
昭和21年 株式会社三越入社
昭和42年 同取締役
昭和44年 同常務取締役
昭和48年 同常務取締役退任
昭和49年 株式会社西武百貨店取締役副社長
昭和52年 同取締役社長
昭和59年 同取締役社長退任
昭和59年 株式会社三越顧問
昭和60年 同専務取締役
昭和61年 3月より現職
 その他、日本百貨店協会会長、日本経営者団体連盟常任理事、政策委員、経済団体連合会常務理事など多くの公職を歴任

中内 功
昭和16年 神戸高等商業学校(現 神戸商科大学)卒業
昭和32年 大栄薬品工業株式会社(現 株式会社ダイエー)を設立代表取締役社長に就任
昭和57年 5月より現職
 その他、経済団体連合会副会長、日本チェーンストア協会会長ほか多くの公職を歴任

近藤 剛
昭和39年 早稲田大学政経学部卒業
昭和39年 伊藤忠商事㈱入社
昭和43年 パリ大学大学院法科修士課程修了
昭和47年 ロンドン駐在(欧阿総支配人スタッフ)
昭和53年 本社、業務部、欧州チーム長
昭和58年 ワシントン駐在
       シアーズワールドトレード社特別顧問兼ペトロリアムファイナンス社副社長
昭和60年 本社、産業電子機器部次長
昭和62年 ワシントン事務所長
平成4年 8月より現職

松田信雄
昭和42年 慶應義塾大学経済学部卒
       三菱商事株式会社入社
昭和57年 同社ブルネイ駐在事務所長
昭和62年 同社本社に帰任
平成元年 同社技術部部長代行
平成4年 同社AMACS部部長代行
平成4年 4月より現職

須田 寛
昭和29年 京都大学法学部卒業
昭和29年 日本国有鉄道入社
昭和54年 同名古屋鉄道管理局長
昭和56年 同旅客局長
昭和59年 同理事
昭和62年 4月より現職

松村 誠
昭和28年 慶應義塾大学経済学部卒業
昭和30年 日本通運株式会社入社
昭和61年 同社横浜支店長
昭和63年 同社常務理事総合営業推進部長
平成元年 同社取締役
平成3年 同社常務取締役
平成5年 6月より現職

轉法輪 奏
昭和27年 東京大学経済学部経済学科卒業
昭和27年 大阪商船株式会社入社
昭和39年 三井船舶㈱と合併、大阪商船三井船舶㈱定航二部アジア課長代理
昭和42年 同社ニューヨーク支店サンフランシスコ駐在員
昭和55年 同社企画部長
昭和56年 同社取締役、企画部長委嘱
昭和59年 同社常務取締役
昭和60年 同社代表取締役専務取締役
昭和62年 同社代業取締役社長
平成元年 6月より現職
 その他、(社)日本船主協会会長、(社)経済同友会幹事など多くの公職を歴任

山地 進
昭和23年 東京大学第1工学部船舶工学科卒業
昭和26年 東京大学法学部政治学科卒業
昭和26年 運輸省入省
昭和56年 総理府人事局長
昭和57年 総理府総務副長官
昭和59年 総務事務次官
昭和60年 日本航空株式会社 常勤顧問
昭和60年 同社代表取締役社長
平成2年 同社体表取締役副会長
平成3年 6月より現職

岩崎雄一
昭和30年 京都大学法学部卒業
昭和30年 日本国有鉄道に入る
昭和59年 同常務理事
昭和60年 同退職
昭和60年 ㈱日本交通公社顧問
昭和61年 同常務取締役
平成2年 代表取締役専務首都圏営業本部長
平成3年 6月より現職

小西正文
昭和36年 慶應義塾大学法学部卒業
昭和36年 清水建設株式会社入社
昭和55年 同社営業部次長
昭和63年 同社広島支店長
平成2年 同社取締役広島支店長
平成5年 7月より現職

武市威久
昭和34年 慶應義塾大学法学部卒業
昭和34年 東洋高圧工業㈱入社
昭和36年 東洋エンジニアリング㈱入社
昭和61年 東洋エンジニアリング㈱総務部長
平成2年 東洋エンジニアリング㈱取締役
平成4年 同社プラント事業本部営業企画部長(兼務)
平成4年 11月より現職

目次

はしがき………飯田 裕康

第Ⅰ部 電気・輸送用機器製造業

第1章 半導体
第1節 技術の革新と拡散………佐々木 元
第2節 国際間競争と協調………八幡 惠介
第3節 国際競争下でのマーケティング戦略−マーケティング論からの接近−………小坂 恕

第2章 自動車
第1節 自動車産業論………楠美 憲章
第2節 海外ビジネスのグローバリゼーション………田端 鐵男
第3節 生産技術のグローバリゼーション………小畠 一孝
第4節 通商摩擦………楠美 憲章
第5節 企業行動論・共生と社会貢献………楠美 憲章


第Ⅱ部 商業・流通業

第3章 百貨店………板倉 芳明
はじめに
第1節 百貨店とは
第2節 百貨店の登場とその背景
第3節 百貨店の未来像と課題
おわりに

第4章 チェーンストア………中内 功
第1節 流通業界の現状
第2節 チェーンストアの発展と現状
第3節 チェーンストア業界のリエンジニアリング
第4節 今後の課題
第5節 まとめ

第5章 商社
第1節 21世紀に向けての総合商社の新戦略………近藤 剛
第2節 高付加価値機能獲得への挑戦と模索………松田 信雄


第Ⅲ部 運輸業・観光業

第6章 鉄道………須田 寛
はじめし
第1節 21世紀の展望
第2節 交通手段の方向
第3節 今後の鉄道の使命−21世紀の期待に応える鉄道の再構築−
第4節 今後の課題
    <質疑応答>

第7章 陸運………村松 誠
はじめに
第1節 物流の概念と機能
第2節 物流産業の現状
第3節 物流からロジスティクスへ
第4節 物流の国際化
第5節 物流業界の課題

第8章 海運………轉法輪 奏
第1節 日本経済の二重性と外航海運
第2節 日本海運の軌跡
第3節 日本海運のリストラクチュアリング戦略
第4節 海運業と為替相場問題
おわりに

第9章 空運………山地 進
はじめに
第1節 規制緩和
第2節 航空機産業の特色
第3節 航空運賃
第4節 日米関係
おわりに

第10章 旅行業の現状と課題………岩崎 雄一
はじめに
第1節 旅の変遷
第2節 旅行業の生成と発展要因
第3節 旅行業の変身と新活動分野
第4節 旅行業の課題


第Ⅳ部 建設業・エンジニアリング業

第11章 建設………小西 正文
はじめに
第1節 建設業の概要と特徴
    <質疑応答>
第2節 建設業が抱えている課題

第12章 エンジニアリング産業概論………武市 威久
はじめに
第1節 エンジニアリング産業の生成・発展
第2節 エンジニアリング産業における企業運営と経営
第3節 エンジニアリング産業の今後の課題
おわりに
    <質疑応答>

あとがき………高梨 和紘


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