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 その生態研究史と保全汽水域に生きる巻貝たち

汽水域に生きる巻貝たち その生態研究史と保全

A5判変型 210ページ 並製
定価:3,000円+税
ISBN978-4-486-02167-4 C3045
奥付の初版発行年月:2018年01月 / 発売日:2018年01月下旬

内容紹介

海水と淡水が入り混じる汽水域に、好んで生息している巻貝の種も多い。
しかし最近、その多くが減少や絶滅の危機にあることがわかってきた。
本書はそんな巻貝たちの生態的特徴を描出し、保全する上で重要な研究成果を紹介する。

著者プロフィール

和田 恵次(ワダ ケイジ)

奈良女子大学名誉教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序章
第1章  汽水域の環境と生物 ― 概往の情報
汽水域の環境特性と生物分布
北欧のHydrobia 属

第2章  半球型の巻貝
タマキビ科(Littorinidae) ― 陸域に適応した貝
スガイ ― 緑藻カイゴロモとの共生
イシマキガイ ― 淡水域まで遡上する貝

第3章  塔型の巻貝 ― その1
コゲツノブエ ― 殻上に産卵する貝
ウミニナとホソウミニナ ― 発生様式が異なる近似種
イボウミニナ ― 堆積物食と懸濁物食を両用する貝

第4章  塔型の巻貝 ― その2
センニンガイとキバウミニナ ― マングロ ― ブ湿地の代表種
ヘナタリとカワアイ ― 干潟の絶滅危惧種
フトヘナタリ ― 塩性湿地の代表種
タケノコカワニナ ― 汽水域上端に住む貝

第5章  微小貝
ワカウラツボ ― 泥に埋没した石下に生きる希少貝
ワカウラツボの生活史と個体群動態
カワザンショウ科 ― 塩性湿地の微小貝
カワザンショウ類の生活史と食性

第6章  汽水性巻貝の生活史と汽水域の保全
汽水性巻貝の生活史特性のまとめ
汽水域の生物への人為的影響
日本の汽水域に侵入する外来生物
姿を消しつつある汽水域の巻貝

自然を守るということ ― あとがきにかえて
引用文献
索引


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