勝川春章と天明期の浮世絵美人画
内藤 正人:著
A5判 500ページ
価格:9,900円 (消費税:900円)
ISBN978-4-13-086043-7 C3070
奥付の初版発行年月:2012年04月
価格:9,900円 (消費税:900円)
ISBN978-4-13-086043-7 C3070
奥付の初版発行年月:2012年04月
内容紹介
浮世絵美人画の最高峰「婦女風俗十二カ月図」などの肉筆浮世絵を描き,門下から北斎を輩出し,鏑木清方らへの影響を通じて今日まで日本画の一つのイメージを形作ってきた勝川春章.謎の多いその画業の全貌を,肉筆画,錦絵,春画など既知の全作品の網羅と,落款などを通した分析により再構成する.
目次
第一章 研究史概略——春章に関する研究と評価の歴史
第二章 勝川春章の伝記と画業——春章に関する記録、史料を踏まえて
第三章 勝川春章の肉筆美人画
第四章 天明期浮世絵をめぐる諸問題
第五章 春章の春画
第六章 春章を受け継ぐものたち
勝川春章絵画作品総目録