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作品の哲学

作品の哲学

四六判 400ページ
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-13-082084-4(4-13-082084-2) C307
奥付の初版発行年月:1985年01月

内容紹介

作品という存在は,われわれが出会う事象のうちでも,自然および人の行為と並んで,最も基本的な存在区分の一つである.その構造が意味の充実を求める人間精神の本性に根ざしていることを立証し,作品の危機といわれる現代の状況の本質を浮かび上らせる.


目次

序 論 作品の哲学
 第1章 作品存在とその哲学
 第2章 現代藝術と作品の危機
第一部 作品の構造論
 第3章 作品の詩学
 第4章 完結の技法としてのデウス・エクス・マーキナ
 第5章 作品のア・プリオリとしての解釈学的意志
 第6章 求心性と遠心性
第二部 作品の人間学
 第7章 作者の権利
 第8章 人格と作品
 第9章 作品とその影
結び 愛のトポスとしての作品


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