江戸絵画と文学 <描写>と<ことば>の江戸文化史
A5判 384ページ
価格:6,820円 (消費税:620円)
ISBN978-4-13-080201-7(4-13-080201-1) C307
奥付の初版発行年月:1999年10月
価格:6,820円 (消費税:620円)
ISBN978-4-13-080201-7(4-13-080201-1) C307
奥付の初版発行年月:1999年10月
内容紹介
酒井抱一「観音図」,江戸中期の京都に現れた「桜画」,松平定信の大名庭園「浴恩園」,北斎「西瓜図」等をテーマに,江戸人たちの〈言説〉と〈表象〉を,緻密な資料分析をふまえ,絵画が響かせる〈音〉を聴きながら鮮やかに解き明かす.近世絵画史研究の新地平を切り拓く労作.図版160点.
目次
はじめに——絵画と文学の出会う場所
第1章 追善の形象——江戸琳派の草花と〈文学〉
第2章 花惜しむ人——桜狂の譜・三熊派
第3章 「養生」の庭——大名庭園の〈画〉と〈紀行〉
第4章 北斎花鳥画のフォークロア——葛飾北斎筆「西瓜図」と七夕
あとがき——絵を聴くということ