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平安物語叙述論

平安物語叙述論

A5判 876ページ
価格:15,400円 (消費税:1,400円)
ISBN978-4-13-080063-1(4-13-080063-9) C309
奥付の初版発行年月:2001年03月

内容紹介

口承文学の語り手はだれか,叙述の時間とは何か,それはどのような“物語の文法”で語られたのか.語り手人称と物語人称とを問題提起して,口承文学がよみがえる.時代を超えて生きつづける物語の動態を,“叙述”という語によって捉える.


目次

第一編 創意と作り——“作り物語”
 第一章 モノガタリとは何か
 第二章 創意と作り(その一)
 第三章 創意と作り(その二)
 第四章 創意と作り(その三)
第二編 叙述動態の形成
 第五章 叙述の時間
 第六章 物語過去と現在——叙述の時間(その二)
 第七章 表現としての日本語
 第八章 語り手人称と語り
 第九章 物語人称と語り
 第十章 語りの行為的形成
 第十一章 図像,音楽,読者
 第十二章 行為としての演唱者世界——古代と中世


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