野生馬を追う 増補版 ウマのフィールド・サイエンス
木村 李花子:著
A5判 232ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-063951-4 C1045
奥付の初版発行年月:2021年05月 / 発売日:2021年05月下旬
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-063951-4 C1045
奥付の初版発行年月:2021年05月 / 発売日:2021年05月下旬
内容紹介
野に伏して馬を待つ――北海道,カナダ,ケニヤ,そしてインドのフィールドへ……周縁に生きる馬たちに魅せられ世界を彷徨う女性研究者が描く馬と人間をめぐる動物記.野に放たれた再野生馬,サバンナに群れるシマウマ,幻のロバ「アドベスラ」など,魅力あふれる馬たちの息づかいとフィールドの情景を鮮やかに描写する.あらたに「補章 [インド]ヒマラヤの牧畜民と野生ロバ――牧者は共生の野を渡る」を増補する.【2007年度JRA賞馬事文化賞受賞】
目次
序 ロバを売る――アドベスラ・プロジェクトより
第1章 [北海道]ユルリ島の放牧馬――ハレムを出た雌たち
第2章 [カナダ]セーブル島の再野生馬――守る匂い,攻める匂い
第3章 [ケニヤ]サバンナのシマウマ――社会型の選択
第4章 [インド]小カッチ湿原のハイブリッド――インドノロバ保護区と遊牧民
補 章 [インド]ヒマラヤの牧畜民と野生ロバ――牧者は共生の野を渡る
あとがき
増補版あとがき