形と動きの数理 工学の道具としての幾何学
A5判 224ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-061307-1(4-13-061307-3) C304
奥付の初版発行年月:2006年09月
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-061307-1(4-13-061307-3) C304
奥付の初版発行年月:2006年09月
内容紹介
ロボットを効率よく動かすためには? コンピュータに絵を理解させるためには? 役立つ数学の宝庫,「数理工学」.本書では,私たちの身近にあるさまざまな形と動きを素材に用いて,その技法と有用性についてていねいに解説する.
目次
I 形と動きを理解する
1 数理的道具の代表選手——微分方程式
2 安定な状態を表現する——変分原理
3 複雑な形に潜む構造——フラクタル
4 複雑な動きを支配する——カオス
5 サイコロの目の出やすさ——形と確率
II 形と動きを作り出す
6 曲線をデザインする——スプライン曲線
7 絵を理解するコンピュータ——線図形からの立体復元
8 海流のなかで最短航路を探す——粒子法
9 効率よく物をつめる——円パッキング
10 ふっくらとした三角形がほしい——単体分割とメッシュ生成
11 ロボットを動かす——動作計画と経路計画
12 快適な都市をつくる——勢力圏モデリング
13 不安定性を克服する——超ロバスト幾何計算