外国人労働者受け入れと日本社会 技能実習制度の展開とジレンマ
上林 千恵子:著
A5判 296ページ
価格:6,160円 (消費税:560円)
ISBN978-4-13-050186-6 C3036
奥付の初版発行年月:2015年03月
価格:6,160円 (消費税:560円)
ISBN978-4-13-050186-6 C3036
奥付の初版発行年月:2015年03月
内容紹介
少子高齢化で労働力不足に苦しむなか,外国人労働者への期待の声は大きい.これまで明確な移民政策が存在しなかった日本で,望ましい外国人労働者受け入れとはどのようなものか.長年の調査・研究から,日本社会が移民受け入れへと変貌していくための課題を問う.
目次
はじめに
序 章 外国人受け入れに関する近年の動き
第1章 日本社会と移民政策——日本の外国人労働市場を中心に
第I部 移民政策成立以前の外国人労働者受け入れ
第2章 町工場のなかの外国人労働者——都市零細企業における就労と生活
第3章 自動車部品工場のなかの外国人労働者——日系ブラジル人へのニーズ
第II部 外国人技能実習制度の展開
第4章 外国人技能実習制度の創設と発展
第5章 技能実習生の受け入れ費用
第6章 中国人技能実習生の就労と生活
第III部 移民政策のジレンマ
第7章 外国人労働者の権利と労働問題——労働者受け入れとしての技能実習生をめぐって
第8章 低熟練労働者受け入れ政策の検討
第9章 中国の労務輸出政策と日本の技能実習制度
参考文献
索引