連帯と承認 グローバル化と個人化のなかの福祉国家
武川 正吾:著
A5判 280ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-050169-9 C303
奥付の初版発行年月:2007年11月
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-050169-9 C303
奥付の初版発行年月:2007年11月
内容紹介
福祉国家とは何か.それは社会保障による給付や労働政策などによる規制をつうじて市民相互の連帯と承認を実現しようとする場である.グローバル化と個人化にさらされる福祉国家を深く考察するとともに,東アジアを射程に入れた福祉国家論を展開する.
目次
序章 福祉国家とは何か
I 社会変動と福祉国家
1章 福祉国家と福祉社会の協働
2章 福祉レジーム間のヘゲモニー競争
3章 グローバル化と福祉国家
4章 個人化と福祉国家
II 福祉国家の比較研究——福祉資本主義の3つの世界
5章 日本の福祉国家レジーム
6章 福祉オリエンタリズムの終焉
7章 福祉レジーム論と東アジア世界
8章 福祉国家形成の国際環境
終章 市民権の構造転換