太平洋戦争とアジア外交
A5判 328ページ
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-030107-7(4-13-030107-1) C303
奥付の初版発行年月:1996年11月
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-030107-7(4-13-030107-1) C303
奥付の初版発行年月:1996年11月
内容紹介
大戦期,重光外相の下で推進された大東亜新政策−−ビルマ・フィリピンに対する独立許与,仏印解放−−の意義を重視,アジア外交の形成と展開を明らかにし,日本の戦争目的とされた「民族解放」が政策的にどのような意味をもっていたかを検証. 吉田茂賞受賞
目次
はじめに
第一章 対米英蘭開戦と戦争終結構想
第二章 「西アジア」進攻をめぐる政治的攻防
第三章 「大東亜建設」と大東亜省
第四章 「対支新政策」の展開
第五章 ビルマとフィリピンの「独立」
第六章 「大東亜政略指導大綱」と日華同盟条約
第七章 大東亜会議と共同宣言
第八章 大東亜宣言の波紋
第九章 重光外相と「大東亜外交」——インドネシアと仏印
第十章 戦時外交におけるソ連と中国
終章 重光葵と戦時外交
あとがき
事項索引/人名索引