日英交流史1600-2000
日英交流史1600−2000 3 軍事
価格：5,280円 (消費税：480円)
ISBN978-4-13-025033-7(4-13-025033-7) C332
奥付の初版発行年月：2001年03月 ／ 発売日：2001年03月下旬
本格的な日英軍事関係は1808年のフェートン号事件から始まった．英国に学びつつ日本は富国強兵を進め，日英同盟の締結と破棄，軍事衝突と敗戦，そして占領を経て協調の時代を迎えた．実証主義的歴史研究を踏まえて，2000年までの日英軍事関係の通史を構成する．
目次
序 章 日英関係史における軍事（平間洋一）
第一部 生徒からパートナーへ
第一章 開国前後の日英軍事関係（ハーミッシュ・アイオン）
第二章 建軍をめぐる日英関係（浅川道夫）
第二部 友好から協力へ
第三章 英国海軍と日本（イアン・ガウ）
第四章 日英同盟と第一次世界大戦（平間洋一）
第五章 戦略的情報活動と日英関係（ジョン・チャップマン）
第三部 競争から対立へ
第六章 英国海軍と日本（イアン・ガウ）
第七章 英国陸・空軍から見た日本軍（ジョン・フェリス）
第八章 戦間期の日英関係と海軍軍縮（倉松 中）
第九章 戦間期日本海軍の対英戦略（相澤 淳）
第一〇章 戦略的情報活動と日英関係（ジョン・チャップマン）
第四部 対立から戦争へ
第一一章 日本陸軍の対英戦争準備（等松春夫）
第一二章 われわれ自身が選んだ戦場（ジョン・フェリス）
第一三章 対英戦争と「独立工作」
第一四章 日本海軍の戦術と技術に対する英海軍の評価
第一五章 捕虜情報と英国の対応（ジェイン・フラワー）
第一六章 日本軍の国際法認識と捕虜の取り扱い（喜多義人）
第五部 戦争からグローバル・パートナーへ
第一七章 ＢＣ級戦犯と英国の対応（ジョン・プリチャード）
第一八章 英連邦軍の進駐と日本人との交流（千田武志）
第一九章 戦後の日英軍事交流（今泉康昭）
結びにかえて（波多野澄雄）
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