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中世社会の一揆と宗教

中世社会の一揆と宗教

A5判 416ページ
価格:7,480円 (消費税:680円)
ISBN978-4-13-020145-2 C302
奥付の初版発行年月:2008年07月

内容紹介

中世民衆の闘いとしての「一揆」を,身分・階級をこえた幅広い人びとの結合としての「一揆」のなかから導きだし,その特質を追究.こうした多様な結合と運動を可能にした中世社会や人びとの意識のあり方に迫っていく.


目次

はじめに
第Ⅰ部 中世民衆の意識と一揆
第1章 誓約の鐘——中世一揆史研究の前提として
第2章 中世社会と一揆
第3章 変革期と一揆
第4章 中世後期人民闘争の再検討
第5章 中世百姓の「居留の自由」をめぐって
第6章 「篠を引く」——室町・戦国時代の農民の逃散
第7章 国質・郷質について
第Ⅱ部 本願寺教団と一向一揆
第1章 大名領国と本願寺教団
第2章 一向一揆
第3章 一向一揆の本質と基盤
第4章 一向一揆の構造
第5章 加賀における文明・長享の一揆
第6章 蓮如の時代


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