大学出版部協会

 

福祉国家の哲学経済と倫理

公共哲学叢書
経済と倫理 福祉国家の哲学

A5判 464ページ
価格:6,160円 (消費税:560円)
ISBN978-4-13-003451-7(4-13-003451-0) C303
奥付の初版発行年月:2002年04月

内容紹介

経済は何のためにあるのか,それは人々の「良き生」を実現するためにある——経済についての根源的な問いをたて,経済と倫理の問題を理念と制度の観点から総合的に考察し,「福祉国家の哲学」を構築する.公共哲学叢書の第一弾として読者におくる注目の書.


目次

序論——経済の此岸と彼岸
第1編 理念
 第1章 経済と倫理
 第2章 効率と正義
 第3章 自由と卓越
第2編 制度
 第4章 資本主義の倫理学
 第5章 民主主義の倫理学
 第6章 社会保障の倫理学
 第7章 社会保障改革の経済と倫理
結語——正義と卓越の社会を求めて
補論 日本における経済哲学の源流——左右田喜一郎と杉村広蔵


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