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原子力政策学

原子力政策学

A5判 384ページ 上製
定価:4,500円+税
ISBN978-4-87698-790-0 C3050
奥付の初版発行年月:2009年11月 / 発売日:2009年11月下旬

内容紹介

基幹電力源として既に利用が始まり,将来に大きな期待を寄せられている原子力.国際社会をあげた協力と,市民の十分な理解なくして,社会に根付かせることは難しい.社会の安心・信頼を獲得し,適切な活用を進めるための政策とは何か.市民との合意形成,法規制,リスク管理,国際安全保障の観点から,その全貌を体系的に紹介した初の試み.

著者プロフィール

神田 啓治(カンダ ケイジ)

東京工業大学大学院工学研究科博士課程原子核工学専攻修了,工学博士。京都大学原子炉実験所助手,講師,助教授,教授を経て2002年停年退官。同年京都大学名誉教授。現在,エネルギー政策研究所長,(財)電力中央研究所名誉研究顧問。主な著作に『知の構築法』(ごま書房,1998年)など。専攻:エネルギー政策学。

中込 良廣(ナカゴメ ヨシヒロ)

東北大学大学院理学研究科修士課程修了,東北大学理学博士。京都大学原子炉実験所助手,助教授,教授,副所長を経て2007年停年退職。京都大学名誉教授。現在,独立行政法人原子力安全基盤機構理事(理事長代理)。京都大学在職中,1977年12月から1年間,米国レンスラー工科大学(ニューヨーク州)に留学。1996年から京都大学大学院エネルギー科学研究科でエネルギー政策学を担当。国,自治体等の原子力関係緊急時対応,放射性物質安全輸送,原子力防災,核不拡散関係等の委員を務める。2000年科学技術庁長官賞・核物質管理功労者表彰,2006年経済産業大臣原子力安全功労者表彰を受賞。専攻:エネルギー政策学,核燃料管理学。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序 章 原子力政策学の射程と意義(神田啓治)

第I 部 原子力と現代社会
第1 章 原子力の政策形成 (村田貴司)
第2 章 原子力技術の社会的受容の獲得に向けて (倉田健児)
第3 章 原子力とエネルギー安全保障 (入江一友)
第4 章 原子力と地球温暖化 (池本一郎)

第 II 部 原子力産業政策
第 5 章 原子力開発における信頼性形成—ベイズ確率論を用いた考察— (山形浩史)
第6 章 原子力利用と合意形成 (高橋玲子)
第7 章 原子力発電所立地と地域振興 (山本恭逸)
第8 章 放射性廃棄物の処分−社会的受容に向けての技術開発、制度設計のあり方− (坂本修一)

第III 部 原子力安全政策
第9 章 原子力法規制の体系 (田邊朋行)
第10 章 放射線防護政策 (中川晴夫)
第 11 章 原子力損害賠償制度(広瀬研吉)

第 IV 部 原子力平和利用・核不拡散政策
第 12 章 原子力の平和利用と保障措置(坪井 裕)
第 13 章 核不拡散輸出管理(国吉 浩)
第 14 章 核物質防護(板倉周一郎)

終 章 原子力政策学の課題と展望(中込良廣)

索引


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