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 イギリスとアメリカの文学を読む主題と方法

主題と方法 イギリスとアメリカの文学を読む

A5判 362ページ
定価:7,000円+税
ISBN978-4-8329-5601-8(4-8329-5601-9) C3089
奥付の初版発行年月:1994年02月 / 発売日:1994年02月下旬

内容紹介

この50年間,英米文学研究においてはテクスト解釈に焦点を合せた理論と方法意識が非常に強く,新しい方法がつぎつぎと現れている. これらの理論や方法を駆使して, 文学テキストの読解を試みた若手研究者による論文集.

著者プロフィール

平 善介(タイラ ゼンスケ)

北海道大学教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第Ⅰ部  近代初期の英文学
1  クリセイデの心変わりと語り手の弁護 (時崎弥生)
2  『お気に召すまま』における性の政治学 (佐々木和貴)
3  シェイクスピアの喜劇における人間を先行詞とする関係代名詞 Whose とその相当表現 Of- 属格 (水野政勝)
4  子どもの死—ベン・ジョンソンの二編のエピターフ (平 善介)
5  新しいジャンルの試み—ジョン・ダンの三編の「聖歌」について (本堂知彦)
6  『サムソン・アゴニスティーズ』のサムソンについて (亀廼井茂勝)
7  「他者」の視点から見た『ガリヴァー旅行記』の構造 (森泉弘次)
8  手紙の小説,『クラリッサ』 (丸川桂子)
9  女性に触れるということ—『センチメンタル・ジャーニー』の道徳性について (吉川弘一)

第Ⅱ部  十九世紀の英米文学
1  「クブラ・カーン」における異質な描写の併存について (西川克之)
2  誘惑する「黒いクレープ」—「ヴェール」と「マスク」の区別をめぐって (木村信一)
3  『嵐が丘』の倒叙法—記号論的解説 (嶋 茂幸)
4  クリスティナ・ロセッティの「夢の国」における魂の眠り—前千年王国論と類比 (滝口智子)
5  勉強部屋のアリス (三村 明)
6  ペイターの距離感覚 (森岡 伸)
7  「黄色い壁紙」と名前のない女 (宮下雅年)
8  アメリカのガイ・フォークスたち (石堂哲也)

第Ⅲ部  二十世紀の英米文学
1  読むことと権威についての二つの寓話 (土永 孝)
2  虚構に生きる—マライアの自己欺瞞 (谷詰則子)
3  W. B. イェイツ論—塔の思想 (川上武志)
4  ロレンスと社会—自我の確立を求めて (石田洋至)
5  D. H. ロレンスの小説形式について—神話への傾斜 (梁田憲之)
6  ユージーン・オニール—リアリズムと反リアリズムの間の揺らぎ (伊藤 章)
7  語り=騙りの演劇—『ガラスの動物園』試論 (山下興作)
8  ロバート・ブライとカビール (野坂政司)
9  出口なき探求—P. オースターの「ニューヨーク三部作」をめぐって (本城誠二)


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