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大清帝国の形成と八旗制

大清帝国の形成と八旗制

A5判 592ページ 上製
定価:7,400円+税
ISBN978-4-8158-0798-6 C3022
奥付の初版発行年月:2015年02月 / 発売日:2015年03月中旬

内容紹介

ユーラシア東方の覇権へ ——。マンジュ (満洲) 人が支配する大帝国はいかにして生まれたのか。国家=軍事システムたる 「八旗制」 を軸に大清帝国の構造を満漢文史料から実証的に解明、その帝国形成を中央ユーラシア世界と近世世界の交点に位置づけることで、新たな世界史像を描き出す。


目次

序 論
     第1節 問題の所在と本書の視座
     第2節 八旗制をめぐる諸問題と本書の課題
     第3節 歴史的展開


  第Ⅰ部 清初八旗の形成と構造

緒 論

第1章 八旗制下のマンジュ氏族
     第1節 ジュシェン=マンジュ氏族と八旗制
     第2節 入関前の八旗グサ=エジェン
     第3節 天命後期の高位世職
     第4節 六部官制の内実
     第5節 出自・功績と 「功」
     小 結

第2章 八旗旗王制の構造
     第1節 両黄旗 —— ウラ=ナラ氏
     第2節 両白旗 —— イェヘ=ナラ氏ヤンギヌ系
     第3節 両紅旗 —— イェヘ=ナラ氏チンギヤヌ系
     第4節 両藍旗 —— ハダ=ナラ氏・ホイファ=ナラ氏
     小 結

第3章 清初侍衛考 —— マンジュ=大清グルンの親衛・側近集団
     第1節 ヌルハチのヒヤ集団
     第2節 ヒヤの職務と特徴
     第3節 ホンタイジ時代のヒヤ
     第4節 ヒヤ制の淵源
     小 結

第4章 ホンタイジ政権論覚書 —— マンジュのハンから大清国皇帝へ
     第1節 “スレ=ハン” ホンタイジ
     第2節 乙亥の変 —— 天聡九年正藍旗の獄
     小 結

第5章 中央ユーラシア国家としての大清帝国
     第1節 国制としての八旗制
     第2節 中央ユーラシアのなかの八旗制

  第Ⅱ部 「近世」 世界のなかの大清帝国

緒 論

第6章 大清帝国の形成とユーラシア東方
     第1節 ユーラシア東方の 「近世」 とマンジュ=大清グルン
     第2節 大清帝国の興起をめぐって

第7章 「華夷雑居」 と 「マンジュ化」 の諸相
     第1節 「漢化」 ジュシェン=マンジュ人
     第2節 清初漢軍旗人の諸相
     第3節 満・蒙・漢・韓の混住と包摂
     第4節 〈華夷雑居〉 と 「マンジュ化」・「中国化」

第8章 大清帝国形成の歴史的位置
     第1節 大清帝国の形成とユーラシアの 「近世」
     第2節 大清帝国の支配構造と八旗制

補 論 近世ユーラシアのなかの大清帝国
      —— オスマン、サファヴィー、ムガル、そして “アイシン=ギョロ朝”


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