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 資源小国の近現代日本のエネルギー革命

日本のエネルギー革命 資源小国の近現代

A5判 432ページ 上製
定価:6,800円+税
ISBN978-4-8158-0660-6
奥付の初版発行年月:2010年12月

内容紹介

戦後日本の高度成長への道を拓いたエネルギー革命の歴史的意義を、戦前~1960年に至る長期的視野で位置づけ直し、熱管理や臨海開発などの経済政策・企業活動を通じて、資源制約に需要・供給両面から効率的に対応し得た要因を示す。戦後経済史・環境史の理解に新たな扉を開く画期的成果。


目次

序 章 エネルギー革命再考

     1 課 題
     2 分析手法と構成

       第Ⅰ編 エネルギー節約の取り組み —— 1920~55年

第1章 エネルギー節約政策の誕生
     —– 第1次世界大戦後の燃焼指導 ——

     はじめに
     1 燃料節約への関心の高まり
     2 大阪 : 燃焼指導の誕生
     3 大阪から全国へ
     おわりに

第2章 熱管理の時代
     —— 戦時から戦後復興へ ——

     はじめに
     1 熱管理政策の始動
     2 アジア太平洋戦争期の熱管理政策
     3 復興期の熱管理政策
     おわりに

第3章 鉄鋼業におけるエネルギー節約技術の発展
     —— 1920~55年 ——

     はじめに
     1 第1次世界大戦後のエネルギー節約
     2 「満洲」昭和製鋼所の熱管理
     3 戦時期の熱管理
     4 復興期の熱管理
     おわりに

       第Ⅱ編 エネルギー革命の進展とエネルギー政策 —— 1950年代

第4章 1950年代のエネルギー政策
     —— 重油消費規制を中心に ——

     はじめに
     1 重油への転換と石炭との競合
     2 1950年代のエネルギー政策
     おわりに
     補論 1950年代の熱管理政策

第5章 電力業のエネルギー革命
     —— 重油専焼火力発電所をめぐって ——

     はじめに
     1 電力設備近代化計画
     2 油主炭従政策の成立
     おわりに

       第Ⅲ編 エネルギー需要増大への対応 —— 1955~60年

第6章 石油産業の1950年代
     —— 品質向上から原油輸入能力向上へ ——

     はじめに
     1 設備投資の動向
     2 品質向上の進展
     3 石油港湾に対する現状認識
     4 用船期間の長期化と自社船の拡充
     5 石油港湾整備政策の進展
     おわりに

第7章 タンカー大国へ
     —— 出光興産徳山製油所 ——

     はじめに
     1 徳山海軍燃料廠跡地の払い下げ
     2 1955年初頭の建設構想
     3 徳山製油所の建設
     4 徳山製油所の波及効果
     おわりに

第8章 臨海開発とエネルギー革命
     —— 横浜市の場合 ——

     はじめに
     1 横浜市の埋立事業
     2 根岸湾埋立事業の決定
     3 開発の目的、反対運動の思想
     4 根岸湾臨海工業地帯の建設
     おわりに

終 章 エネルギー制約の「解決」

     1 エネルギー革命への道
     2 エネルギー、高度成長、公害


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