大学出版部協会

 

身体・生命・人間の資本論

科学技術社会論研究第17号
身体・生命・人間の資本論

B5判 208ページ 並製
定価:3,800円+税
ISBN978-4-472-18317-1 C3040
奥付の初版発行年月:2019年04月 / 発売日:2019年04月下旬

内容紹介

1990年のヒトゲノムプロジェクトを契機に形成されたELSI(Ethical, Legal and Social Issues)の問題群を、身体・生命・人間の資源化という通奏低音のもとに議論する。「生政治」「生権力」「身体の商品化」「生命の資源化」「生資本」といった考え方を鍵に、基礎となる概念装置を示す論考、具体的な場面に即した考察など12本を収録。


目次

《特集=身体・生命・人間の資本論》
身体・生命・人間の資本論 特集にあたって(林真理)
人体の商品化と生権力(廣野喜幸)
科学技術社会論における生-資本論(標葉隆馬)
「死ぬ権利」と「無益な治療」―命の選別と切り捨てへの力動の両輪として(児玉真美)
高齢者をめぐる生政治―医療費増加の責めを高齢者に帰する言説の分析(花岡龍毅)
代理出産というビジネス―経緯・現状とそれを支える文化構造(柳原良江)
女性の身体の資源化に抗う―代理出産をめぐる日仏の動向(小門穂)
胎児組織利用と子産みをめぐる統治性および生資本(山本由美子)
遺伝情報に託される意味―遺伝性疾患のある当事者の語りから(二階堂祐子)
「遺伝子検査」へのダブルスタンダードと不透明な未来(武藤香織)
診療記録の資源化―医療情報の電子化と次世代基盤法(佐々木香織)
人試料を用いる科学研究―バイオバンクと「約束」のあり方(井上悠輔)
人体の資源化と社会装置としての幹細胞バンク(見上公一)
《論文》
遺伝子組換え技術の登場と科学者の社会的責任論―日本における生命科学・ライフサイエンス論の場合(田中丹史)
《研究ノート》
性差別と縁故主義(小川眞里子)

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