いま、思春期を問い直す グレーゾーンにたつ子どもたち
保坂 亨：著
四六判 274ページ
価格：3,080円 (消費税：280円)
ISBN978-4-13-053079-8 C1037
奥付の初版発行年月：2010年02月
価格：3,080円 (消費税：280円)
ISBN978-4-13-053079-8 C1037
奥付の初版発行年月：2010年02月
内容紹介
激変する現代社会と教育，ゆらぐ「子ども」と「大人」の間，頻発する「問題」……．心理学，教育学から，現代の若者文化や日本戦後社会史の知見なども整理し，いまや消失したとも議論される「思春期」の意味に再照明をあて，心理援助，学校教育が向き合うべきポイントを考える．
目次
第I部——社会の中の「子ども」
第１章 「子ども」と「大人」
第２章 「子ども」の誕生と消滅
第３章 日本社会の「子ども」と家族をめぐる問題
第４章 子どもと学校をめぐる状況
第５章 「子ども」と「大人」の年齢区分
第II部——子どもの発達
第６章 「生まれか育ちか」——遺伝−環境論争再考
第７章 発達をめぐる人間観
第８章 子どもの心理発達——１・乳幼児期まで
第９章 子どもの心理発達——２・児童期から思春期まで
第10章 思春期再考
第III部——学校教育と思春期援助論
第11章 日本の学校教育
第12章 初等教育まで
第13章 中等教育
第14章 思春期の子どもたちに『如何に』に対すべきか
第15章 フィードバックの重要性——実践に学ぶ
あとがき／参考文献／索引