生命探究の姿勢 ヴェサリウスからゲノム解析まで
B7 220ページ 並製
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-7664-0822-5(4-7664-0822-5) C0047
奥付の初版発行年月:2000年10月 / 発売日:2000年10月上旬
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-7664-0822-5(4-7664-0822-5) C0047
奥付の初版発行年月:2000年10月 / 発売日:2000年10月上旬
内容紹介
ライフサイエンスとは何か? 先人たちから受け継ぎ、次の世代に受け渡す科学文明とは何か? 近代科学の創始者たちの気概を蘇えらせた、教養のためのライフサイエンス史。
西村顯治(にしむら けんじ)
1935年生まれ。'60年、東京大学教養学部教養学科卒(科学史および科学哲学専攻)。'65年、東京大学大学院生物系研究科博士課程修了(理学博士)。慶應義塾大学名誉教授。
主な著訳書に『教養のためのライフサイエンス史』成文堂、C.シンガー著、西村/川名共訳『解剖・生理学小史』白揚社、T.A.アペル著、西村訳『アカデミー論争——革命後のパリを揺るがせたナチュラリストたち』時空出版、C.シンガー著、西村訳『生物学の歴史』時空出版 、A.ヒューズ著、西村訳『細胞学の歴史』八坂書房がある。
研究分野:生体膜複合脂質の生化学的研究、細胞生物学、ライフサイエンス史
目次
まえがき
1 生命を自然認識の対象として捉える姿勢
2 観察と実験
3 事実の蒐集
4 比較と分類
5 知は力なり
6 科学者集団の成育
7 キュヴィエ/ジョフロア論争とパスツール/プーシェ論争
8 科学的概念の登場
9 物から言葉へのまなざし
10 18世紀科学者が似非科学にとった態度
11 バルザックの小説『ルイ・ランベール』とジョフロア・サン=チレール
12 パラダイムが根を下ろす土壌
13 仮定されていた遺伝子の存在論
14 生物進化をプロットする仮想空間
15 遊びと科学
16 基礎科学と応用科学