内容紹介
内向きの大国か,ヨーロッパの最後の砦か.グローバル化や欧州統合のなか,国家統一を経たドイツは財政赤字,失業,少子高齢化,移民・難民の受け入れといった課題にどのように向き合ってきたのか.ドイツ政治の今を読み解くための必読書.
目次
序 章
第1章 「半主権国家」の形成——占領と連邦共和国の成立
第2章 「半主権国家」の国家
第3章 政党と政党システム
第4章 「半主権国家」とコーポラティズム
第5章 「半主権国家」と国家統一
第6章 社会国家の変容
第7章 東部建設の継続と連邦制改革
第8章 移民・難民政策
終 章
Politics in Unified Germany: Transformation of the Semisovereign State
Kenji HIRASHIMA