日本語の事実条件文 コーパス調査を中心に
孟 慧:著
A5判 並製
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-88125-360-1 C3081
奥付の初版発行年月:2021年02月 / 発売日:2021年03月中旬
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-88125-360-1 C3081
奥付の初版発行年月:2021年02月 / 発売日:2021年03月中旬
内容紹介
日本語における事実条件文について、複数のコーパスを用い、日本語母語話者による事実条件文の使用傾向、日本語学習者による使用の特徴、習得に与える影響や問題点を日中対照の視点を入れて明らかにする。
著者プロフィール
孟 慧(モウ ケイ)
中国黒竜江省出身。専修大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本語学専攻。2018年4月~2020年3月 専修大学大学院任期制助手。2020年4月~専修大学兼任講師。
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序章
第1部 従来の研究における事実条件文
第1章 従来の研究における事実条件文の捉え方
第2章 先行研究による事実条件文の用法
第3章 本研究による事実条件文の捉え方
第2部 コーパスによる事実条件文についての分析と考察
第4章 『BCCWJ』による事実条件文の述語に関する調査と考察
第5章 『KYコーパス』による中国母語話者の事実条件文の習得に関する調査と考察
第6章 『YNU書き言葉コーパス』よる中国母語話者の事実条件文の使用状況に関する調査
第7章 『I-JAS』調査による事実条件文に関する研究
第8章 『中日対訳コーパス』による「たら」形式条件文の中国語訳に関する調査
第3部 結論
終章