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中国社会の現状Ⅱ

専修大学社会科学研究所 社会科学研究叢書 11
中国社会の現状Ⅱ

A5判 228ページ 上製
定価:3,500円+税
ISBN978-4-88125-227-7 C3330
奥付の初版発行年月:2009年03月 / 発売日:2009年03月下旬

内容紹介

現代の世界および日本を考えるにあたって中国社会の科学的研究による理解が不可欠という認識から、中国現地での実態調査も含めて進めた研究。中国の就職事情、上海の若者事情など。

著者プロフィール

大倉 正典(オオクラ マサノリ)

1959年生まれ。[現職]専修大学経済学部准教授。[専門]国際金融。
「東アジア諸通貨における金利平価説の検定:VARモデルによるUIP仮説の検定」『専修経済学論集』32巻3号, 1998。「タイの金融政策レジーム―インフレーション・ターゲティングヘの移行と課題」三尾寿幸編『金融政策レジームと通貨危機―開発途上国の経験と課題』アジア経済研究所 研究双書 No. 535, 2003。

伊藤 恵子(イトウ ケイコ)

1971年生まれ。
[現職]専修大学経済学部准教授。博士(経済学)。[専門]国際経済学,産業組織論。
「貿易・生産構造の変化と企業間格差」(共著)深尾京司・宮川努編『生産性と日本の経済成長:JIPデータベースによる産業・企業レベルの実証分析』東京大学出版会,2008。「外資系事業所の退出と雇用成長―『事業所・企業統計調査』に基づく実証分析」(共著)『経済分析』179号,内閣府経済社会総合政策研究所,2007。「対日直接投資は日本の生産性向上をもたらすか?―『企業活動基本調査』個票データに基づく実証分析」(共著)『フィナンシャル・レビュー』81号,財務省財務総合政策研究所,2006。「東アジアにおける貿易パターンと直接投資:日本製造業への影響」松本和幸編『経済成長と国際収支』日本評論社,2003。

菅沼 圭輔(スガヌマ ケイスケ)

1960年生まれ。[現職]福島大学経済経営学類教授。[専門]農業経済学。
「中国の水田稲作地域における農業構造の規定要因」『農業問題研究』43号,2006。「市場経済化のなかの食糧自給戦略―中国」今村奈良臣編『WTO体制下の食糧農業戦略―米・欧・豪・中と日本』農山漁村文化協会,2007。「市場経済化に向けた土地利用システムの模索―中国」犬塚昭治編『土地を活かす英知と政策―日・英・独・中の歴史と現状』農山漁村文化協会,2008。

孫 克勤(ソン コッキン(Sun Keqin))

[現職]上海社会科学院社会学研究副所長,『社会学』主編。[専門]社会学。
『社会科学学』(共著)夏寓龍編。『世紀交代の社会科学』(共著)夏寓龍編。「上海外向型経済発展戦略研究」。「浦東開発と上海金融センターの再建」。「浦東開発と長江流域経済の協調発展における諸問題」。「老齢化社会と上海の高齢者の生活の質」。他多数

楊 雄(ヨウ ユウ(Yang Xiong))

[現職]上海社会科学院社会発展研究院副院長・青少年研究所長,研究員。[専門]青少年問題。
『青春と性:1989-1999中国都市中学生性意識・性行為研究』上海人民出版社,2002。「上海市青少年弱体集団における生存・発展の現状と対策」『青年研究』2002。「社会の構造転換が上海の家庭構造に与える影響」『学術季刊』2001。「浦東勃興と青年文化の発展」『青年研究』2001。「インターネットが青少年に与える影響と評価」『学術季刊』2000。「第5世代中国一人つ子世代の優位・劣位と変化の傾向」『思想理論研究』2000。他多数

楊 善華(ヨウ ゼンカ(Yang Shanhua))

[現職]北京大学社会学系教授,博士。[専門]家族社会学。
『都市と農村の家族―市場経済と非農化下での変遷』浙江人民出版社,2000。『血縁,婚姻,親情,利益―現段階の中国農村格差の合理化』『夏社会科学』1999。『経済体制改革と中国農村の家族と婚姻』北京大学出版社,1995。「日常生活の政治化と農村婦女の公共参加」『中国社会科学』2004。「農村幹部の直接選出研究から生じた若干の理論問題」『社会学研究』2003。「最近の中国農村家族研究における若干の理論問題」『中国社会科学』2000。他多数

宮嵜 晃臣(ミヤザキ テルオミ)

1956年生まれ。[現職]専修大学経済学部教授。[専門]日本経済論。
「クラスター計画と浜松オプトロニクスクラスター」『専修大学社会科学研究所月報』No. 533/534, 2007。「ME・ITの位相差と企業システムの変容―日本型経営の毀誉褒貶を念頭に」『マルクス経済学の現代的課題 第1集グローバル資本主義 第3巻グローバル資本主義と企業システムの変容』第8章,SGCIME編,御茶の水書房,2006。「日本経済の構造変化―地域経済の揺らぎ」『マルクス経済学の現代的課題 第1集グローバル資本主義 第1巻グローバル資本主義と世界編成・国民国家システムII国民国家システムの再編』第7章,SGCIME編,御茶の水書房,2003。

野部 公一(ノベ コウイチ)

1961年生まれ。[現職]専修大学経済学部教授。[専門]ソフホーズ史,旧ソ連諸国農業の現状分析。
「再編途上のカザフスタン農業:1999~2007年」『専修経済学論集』43巻1号,2008。『コーカサスを知るための60章』(共著)明石書店,2006。『現代ロシアを知るための55章』(共著)明石書店,2005。『中央アジアを知るための60章』(共著)明石書店,2006。『CIS農業改革研究序説』農山漁村文化協会,2003。

広瀬 裕子(ヒロセ ヒロコ)

1955年生まれ。[現職]専修大学法学部教授。[専門]教育行政学,セクシュアリティ論。
『セクシュアル・ハラスメントはなぜ問題か』(共編)明石書店,1994。「教育政策は価値観に関与しないというテーゼの見直し―自律する「情愛的個人」という視角から」『日本教育行政学会年報』2004。「イギリスにおける性教育の義務必修化に関する一考察―セクシュアリティと教育政策という視点から」日本教育学会『教育学研究』2005.3。「公私二元論の批判的再考―今後の教育行政学展開の出発点として」日本教育行政学会編『学会創立40周年記念 教育行政学の回顧と展望』2006。

町田 俊彦(マチダ トシヒコ)

1944年生まれ。[現職]専修大学経済学部教授。[専門]財政学・地方財政論。
「ドイツにおける財政赤字と財政再建」『世界の財政再建』敬文堂,1998。『地方交付税改革論と問題点』地方自治総合研究所,2002。『「平成大合併」の財政学』(編著)公人社,2006。「〈小さな政府〉は行き詰った」『世界』2008。

柴田 弘捷(シバタ ヒロトシ)

1941年生まれ。[現職]専修大学社会科学研究所長,専修大学文学部教授。[専門]労働社会学。
『電機のレクチャー―デュアル・イノベーション』中央法規出版社,1986。『日本の産業構造』(共著)青木書店,1999。「現代日本の階級・階層・格差問題」『専修大学社会科学研究所月報』No. 517, 2006。「在北京日系企業の人事管理」『専修大学社会科学研究所月報』No. 505/ 506合併号,2005。「企業進出と地域変容―SHARP亀山工場の建設・稼働と三重県亀山市」『専修大学社会科学研究所月報』No. 495/496合併号,2004。「大企業ホワイトカラーの現在(いま)」『専修人文論集』72号,2003。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第1章 中国の省際間資本移動性と非金融企業の投資資金の調達  大倉正典
第2章 日本企業の動向――日系企業の事業展開:中国での収益率と販売・調達・経営の現地化  伊藤恵子
第3章 中国の農業・農村事情――「市場体制下」の中国農業と農民  菅沼圭輔
第4章 中国の就職事情――転換期における上海の就業問題  孫克勤
第5章 上海の若者事情――90後一代(90年代以降の世代):現代中国青年の特徴と発展傾向  楊雄
第6章 現代中国の家族事情――家族関係の変化から見た現代中国の家族  楊善華
第7章 報告へのコメント、司会者の感想  宮寄晃臣・野部公一・広瀬裕子・町田俊彦
第8章 中国の労働市場と大学生の就職事情  柴田弘捷
第9章 中国の主要都市における経済力格差と財政力格差  町田俊彦


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