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 翻刻・翻訳と研究(下)アーネスト・F・フェノロサ文書集成

アーネスト・F・フェノロサ文書集成 翻刻・翻訳と研究(下)

A5判 470ページ
価格:6,160円 (消費税:560円)
ISBN978-4-87698-416-9(4-87698-416-6) C3070
奥付の初版発行年月:2001年05月 / 発売日:2001年02月下旬

内容紹介

帝国博物館(現東京・京都・奈良国立博物館)・東京美術学校(現東京芸術大学)の創設に参画,明治期の美術教育や文化財行政に大きな役割を果たしたフェノロサの遺稿を,日本のフェノロサ研究の第一人者が整理・翻刻し,自身の研究・解説を付して翻訳・紹介する.日本近代の美術史,異文化交流史を研究する上で不可欠な資料の集成.


目次

III 帰米後――美術講演を中心に

第1章 アメリカにおける私の立場(1891年5月1日)
第2章 日本美術の教訓
 1 日本美術の教訓(1891年4月20日,セイラム市エセックス・ インスティテュートにおける講演要旨)
 2 日本美術〔の教訓〕(1891年4月20日,セイラム市エセックス・ インスティテュートにおける講演)
 3 日本美術の教訓(1891年11月,ニューヘイヴン, フロティンガム夫人邸における講演)
第3章 東洋美術と西洋の教育
 ニューヨーク建築連盟のための講演(1891年12月7日)
第4章 ダウの学校における講話を中心に
 1 〔美術の将来展望〕
 2 〔ダウ学校 Ⅰ.芸術の真の意味〕
 3 ダウ〔学校〕 講演Ⅱ 分析と総合
 4 ダウ〔学校 Ⅲ 美術の個性〕
 5 〔美術の宗教に対する関係〕
 6 〔美術の生活に対する関係〕
 7 不十分な近代美術概念(1893年1月31日,ダウ氏の学校〔における講話要旨〕)
第5章 日本と東アジアの美術
 1 〔日本美術史(セイラム,アカデミー・ホールにおける三回連続講座の第一講)1892年4月19日2〕
 2 東洋美術研究ノート
 3 〔アジア美術の相互・相関関係〕
 4 東西美術の比較
第6章 シカゴ万国博における講演
  1 日本美術の影響(1893年7月19日)
 2 シカゴ万国博におけるフェノロサの講話(1893年)
第7章 これからの美術教育と芸術--1894-95年の講演要旨等  1 文明国民に対する一般美術教育の影響(1894年1月5日)
 2 美術における愛国主義(デトロイト20世紀クラブでの講話要旨1894年5月23日)
 3 〔公立学校美術教育〕
 4 〔ミルワード・アダムズ夫人紹介(1894年12月)〕
 5 芸術の本質序説〔オーレ・ブル夫人邸における講話要旨〕 1894年12月〔16日(日)〕
 6 〔マサチューセッツ〕美術師範学校における講演 1895年6月27日
第8章 フェノロサ=ダウ方式美術教育--プラット・インスティテュート講義を中心に
 1 美術教育の新システム
 2 〔プラット・インスティテュートのカリキュラム (フェノロサ=ダウ方式美術教育)〕1895年10月18日
 3 濃淡 1896年1月31日
第9章 フェノロサとハーンの新出匿名書評

IV 再来日期(1896~1901年/明治29年7月6日~34年9月21日)

第10章 メアリー・フェノロサの日本日記
 1 フェノロサ再来日の軌跡
 2  その後--天心,ハーン, デントンとの交友
第11章 フェノロサと関西--明治29年(1896)大阪公演を中心に
第12章 1896年再来日時の講演草稿
 1 〔世界に対する日本の義務と機会--1896年9月7日,大阪堺卯楼講演〕
 2 〔日本美術産業貿易の利益〕(帝国ホテル講演要項)1896年10月26日
 3 〔日本〕美術協会(上野)講演要旨 1896年10月28日
第13章 東京にて--1897年4月12日~1900年8月16日
 1 将来の住宅建築--少なくとも東京における
 2 唯物主義
第14章 フェノロサと能
 1 世界文学・演劇としての能--フェノロサ再来日百周年
 2 フェノロサ夫妻と能--メアリー夫人の日記を中心に
 3 フェノロサと「錦木」
 4 フェノロサ訳パウンド編 """"Noh"""" とイェイツ W. B. Yeats, """"Suggestions and Corrections""""
 5 The Ernest F. Fenollosa Manuscripts on No at the Princeton University Library

V 晩年とその後
第15章 漢字論
 1 Ernest F. Fenollosa, """"The Chinese Written Language as a Medium for Poetry""""
 2 フェノロサと井上有一--『漢字考』改訂版に向けて
第16章 フェノロサ『東洋美術史綱』--日本は「東洋のギリシア」と感嘆
第17章 フエノロサ・岡倉・ウォーナー
 1 フェノロサ夫妻と岡倉覚三--湖国との係わりを中心に
 2 岡倉とウォーナー--書簡からみた師弟関係
 3 ウォーナーと大津
第18章【補遺】ボストンにおける岡倉天心の先行者たち--金子堅太郎と松木文恭
第19章【補遺】知られざる供養塔--ウッズ博士五十回忌に寄せて
     脈打つ日米交流の軌跡


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