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長崎聖堂祭酒日記

関西大学東西学術研究所資料集刊28
長崎聖堂祭酒日記

A5判 624ページ 並製
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-87354-495-3 C3021
奥付の初版発行年月:2010年03月 / 発売日:2010年03月上旬

内容紹介

江戸時代、長崎にあった聖堂の塾主(祭酒)は、キリシタン書を発見したことで有名な向井元成はじめ、向井家当主が歴任した。本書は、長崎歴史文化博物館が所蔵する聖堂文庫に残された3代元成、5代元仲、そして8代雅次郎閑齋の日記をすべて翻刻、あわせて解題と研究論文を付けた。江戸の長崎が、日中文化交流の拠点として浮かび上がる。


目次

序  文  
第一部 翻刻編
 Ⅰ 向井元成日記(断簡)
 Ⅱ 向井元仲日記
 Ⅲ 向井閑斎日乗
 Ⅳ 書誌と解題
第二部 研究編
 長崎聖堂略史・ 付年表 (若木太一)
 長崎聖堂と長崎奉行所 (吉川  潤)
 聖堂と奉行・学校と奉行 ~長崎と大坂の比較~ (藪田  貫)
 近世長崎における病と死の問題 (熟 美保子)
 後期唐人屋敷の都市的構造 (永井規男)
 清末の日本人教習・保姆の雇用に関する逸話 (陶  徳民)
  -1903年来阪の張謇と内藤湖南・西村天囚との交渉-
あとがき (藪田  貫)


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