大学出版部協会

 

大阪大学の社学共創街に拓く大学

大阪大学社学共創叢書1
街に拓く大学 大阪大学の社学共創

A5判 248ページ 並製
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-87259-682-3 C1037
奥付の初版発行年月:2019年03月 / 発売日:2019年04月中旬

内容紹介

「地域に生き 世界に伸びる」をモットーに、社会との共創活動を積み重ねてきた大阪大学の、その源流から現在に至るまでの展開を紹介。適塾記念センター、21世紀懐徳堂、総合学術博物館、アートエリアB1におけるユニークな試みや臨床哲学の挑戦、芸術研究でのアウトリーチ活動などを取り上げ、社会と大学とのつながりから新しい価値を創造するために、大学はどのような研究・教育・社会貢献活動を行うべきか、考察する。

著者プロフィール

永田 靖(ナガタ ヤスシ)

大阪大学共創機構社学共創本部長。大阪大学大学院文学研究科教授、副学長(社学共創担当)

佐伯 康考(サエキ ヤスタカ)

大阪大学共創機構社学共創本部特任助教

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

■第1部 地域とつながる

第1章 地域に生き世界に伸びる
─1980年代に構想された大阪大学の将来像─
(菅真城)

第2章 適塾を媒介とする社会貢献活動
─適塾記念会から適塾記念センター、そして社学共創本部として─
(松永和浩)

第3章 大学と社会の新しい関係づくりを目指して
─大阪大学21世紀懐徳堂の歩み─
(肥後楽)

■第2部 人々と生きる

第4章 思想的運動としての臨床哲学という社学共創
 第1節 だれとして、だれのまえで(ほんまなほ)
 第2節 「ケアの臨床哲学」研究会を中心にした社会共創の活動(浜渦辰二)

第5章 新しいミュゼオロジーの開拓
─大学博物館は地域の“記憶”を揺さぶる─
(橋爪節也)

■第3部 社会と育む
 
第6章 クリエイティブ・アイランド・ラボ中之島
─企業・NPOとの共創「アートエリアB1」の実践と発展─
(木ノ下智恵子)

第7章 市民参加型芸術祭と大阪大学
(山﨑達哉)

第8章 社会と大学の共創によるソーシャル・イノベーション
(佐伯康考)


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。