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EXPO’70 大阪万博の記憶とアート

大阪大学総合学術博物館書18
EXPO’70 大阪万博の記憶とアート

A4判 118ページ 並製
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-87259-528-4 C1370
奥付の初版発行年月:2021年10月 / 発売日:2021年11月上旬

内容紹介

蘇るアートの記憶とともに、50年を過ぎた人々の記憶にみえるギャップ。

「人類の進歩と調和」をテーマに開催された1970年大阪万博。今でも入場者の耳によみがえるパビリオンの仕掛ける轟音やイベントの音楽。斬新、奇抜な印象を強く残した建造物、映像や催しの数々のデザインは明らかにこの国の輝かしい未来を人々に印象付けた。
その記憶には50年を経て、同じ熱狂を持って語られない記憶も現れて加わり、蘇るアートに見えるもの、万博そのものや、開催地周辺にその後与えた影響など、新たにそそられる興味深さが見いだせる。

著者プロフィール

橋爪節也(ハシヅメセツヤ)

大阪大学総合学術博物館 教授

宮久保圭祐(ミヤクボケイスケ)

大阪大学総合学術博物館 准教授

永田靖(ナガタヤスシ)

大阪大学総合学術博物館 館長、大阪大学大学院文学研究科 教授

岡田加津子(オカダカツコ)

京都市立芸術大学音楽学部 教授

佐谷記世(サタニキヨ)

芦屋市民センター 音楽プロデューサー

DIKDIK SAHAHDIKUMULLAH(ディクディク サヤディクムラッ)

インドネシア国立バンドン工科大学芸術デザイン学部 専任講師

竹嶋康平(タケシマコウヘイ)

泉屋博古館 学芸員

加藤瑞穂(カトウミズホ)

大阪大学総合学術博物館 招へい准教授

正木喜勝(マサキヨシカツ)

阪急文化財団 学芸員

乾健一(イヌイケンイチ)

茨城県近代美術館 学芸員

岡上敏彦(オカノウエトシヒコ)

元日本万国博覧会記念機構 職員

長井誠(ナガイマコト)

元大阪日本民芸館 常務理事、㈱三友システムアプレイザル 鑑定部部長

五月女賢司(サオトメケンジ)

吹田市立博物館 学芸員

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに

EXPO’70 大阪万博に対する言説



1 万博とはなんだろうか?

大阪と博覧会

調和としての催し物―日本万国博覧会お祭り広場における催し物の意義



2 音響と映像のパビリオン

せんい館「繊維は人間生活を豊かにする」

三菱未来館―体験型映像と音響のパビリオン

イタリア館と《メルクリウス像》―万博遺産としてのモニュメント

生活産業館と田中健三

バシェの音響彫刻― EXPO’70からよみがえる響き

【コラム】大阪万博でのシュトックハウゼンと、50年後の『マントラ』関西初演

大阪万博 インドネシア館の記録

京都・泉屋博古館に残る大阪万博の香り―住友と万博



3 万博と具体美術協会

具体美術まつり(図版) 

夜のイベント

【コラム】ガーデン・オン・ガーデン

構想スケッチ

具体美術まつり―「新しい美術ショー」が目指したもの

みどり館エントランスホールでの展示



4 EXPO’70の記憶

【コラム】万博と音楽―コンサートのパンフレット

1970年の「ラテルナ・マギカ」

万博の記憶 万博と関連グッズ

日本万国博覧会と地域の記憶―北摂・豊中

日本万国博覧会と大阪大学



論考

大阪万博の鉄鋼館―その起源から休眠まで

ハンパク―反戦のための万国博

大阪日本民芸館の創設とその今日的な意義―弘世現が果した役割

1958年ブリュッセル万博の人間展示と参加者の渡航文書


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