The Formation of the Canon of No
菊判 258ページ 上製
価格:5,661円 (消費税:515円)
ISBN978-4-87259-023-4(4-87259-023-6) C3070
奥付の初版発行年月:1997年06月 / 発売日:1997年06月上旬
価格:5,661円 (消費税:515円)
ISBN978-4-87259-023-4(4-87259-023-6) C3070
奥付の初版発行年月:1997年06月 / 発売日:1997年06月上旬
内容紹介
日本文化の精粋として理解されている“能”の古典性は能そのものの内在的な価値評価から確立されたのか.アメリカで盛んに論議されている芸術的評価基準の理論「カノン理論」を適用して問い直し,能が特定の価値観に基づいて“古典化”されていった過程を,主に一番目物(神能)を中心として歴史的に解明する.
日本文化研究者(外国)のみならず,国内の古典芸術研究者,能楽関係者には必読の文献.
目次
1 Historical and Critical Issues
2 Precedents for Early Kamino by Zeami
3 Early Kamino by Zeami
4 The Establishment of Canonical Standards by Zeami
5 Zeami's Successors: Tradition and Divergence
6 The Canonization of No in the Tokugawa Piriod
7 The Canon Today:Conventional Perception, Alternative Approaches