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 武蔵野美術大学公演2019奴婢訓

奴婢訓 武蔵野美術大学公演2019

B5変 64ページ 並製
定価:3,200円+税
ISBN978-4-86463-111-2 C0074
奥付の初版発行年月:2020年03月 / 発売日:2020年04月上旬

内容紹介

 寺山修司主宰の演劇実験室◉天井棧敷における後期寺山作品すべての舞台美術を担当した小竹信節は、国内外の舞台美術を数多く手がけてきた。
 1978年アムステルダムでの初演以来、世界主要都市で上演されてきた「奴婢訓」。
天井棧敷解散後、演劇実験室◉万有引力が継続し、2019年には小竹信節の武蔵野美術大学退任記念公演として上演された。
ダイナミックで幻想的な舞台表現。光と闇、闇を支配する音楽と言葉、躍動する肉体。限りなく濃く密やかな2時間をDVDに収録。舞台のエッセンスが凝縮された記念すべき1冊。

著者プロフィール

小竹信節(コタケノブタカ)

小竹信節(こたけ・のぶたか)
1950年東京生まれ。1975年から83年まで演劇実験室◉天井桟敷の美術監督として「奴婢訓」「ノック」「阿呆船」「レミング」「百年の孤独」など、後期寺山修司全作品の舞台美術、衣装デザイン及び映画美術を担当。
 その後、ロベール・ルパージュ、ペーター・ストルマーレ(スウェーデン王立劇場)らのシェイクスピア劇、白井晃の新国立劇場「テンペスト」やKAAT「夢の劇」、蜷川幸雄の「身毒丸」、マイケル・ナイマンのオペラ、沢田研二や松田聖子などのコンサート・ツアーなど数多くの舞台美術を手掛ける。
1991年度スパイラル・ホール(株式会社ワコールアートセンター)の芸術監督に就任し、「新機械劇場」「ムュンヒハウゼン男爵の大冒険/The Surprising Adventures of Baron Munchausen」など、人間のいない装置のみによる演劇を試みる。
 造形作家として、パリ・ポンピドー・センターやアヴィニョン・フェスティバルに於けるジャン・ティンゲリーらが参加の自動機械をテーマとした「感傷の機械展/Les Machines Sentimentales」やフランス・ランス、ギリシャ・テサロニックでの「オートマタとロボット展/Automates et Robot」などにアジアから唯一の招待出品。
 平成7年度文化庁芸術家在外派遣研修員として英国王立シェイクスピア劇団/Royal Shakespeare Companyに於いて1年間研修のためロンドン在住。ニューヨークADC賞銀賞、テレビCMでACC地域賞、日本ディスプレイ・デザイン年賞優秀賞、読売新聞演劇大賞優秀スタッフ賞など受賞。他に、松屋銀座「机の上の空想玩具展」や佐賀町エキジビット ・スペース「倫敦絵日記」などの個展がある。
1997年、武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科教授に着任。2020年3月退任。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

ムサビで奴婢訓をつくる 小竹信節
・初演 MICERY THEATER
・武蔵野美術大学美術館2019

装置──聖主人のための機械
自動人形──静止した肉体

零場◉2019.7.7.18: 30–19:00
第一場◉聖主人
第二場◉月蝕譚
第三場◉犬の戴冠
第四場◉鞭
第五場◉歌う戸棚
第六場◉酢の壜
第七場◉下女シンデレラ
第八場◉少年礼儀作法読本
第九場◉遊
第十場◉誰が殺した、駒鳥を
第十一場◉包帯の川
第十二場◉目玉ゲーム
第十三場◉主人さがし──逆転テーブル
第十四場◉米喰い
第十五場◉馬の蹄鉄をうたれた下女のオペラ
第十六場◉最後の晩餐
第十七場◉その前夜
第十八場◉南十字星を撃て!
第十九場◉不在
奴婢訓 上演記録


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