戦後沖縄史の諸相 何の隔てがあろうか
齋木 喜美子:編
A5判 172ページ
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-86283-358-7 C3037
奥付の初版発行年月:2023年03月 / 発売日:2023年03月下旬
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-86283-358-7 C3037
奥付の初版発行年月:2023年03月 / 発売日:2023年03月下旬
内容紹介
沖縄戦終結から米国統治下におかれた1972年までの変革期を中心に、沖縄の社会・文化の実相と課題を、近・現代日本およびアメリカの政治的・社会的状況や文化を背景に考察する。
著者プロフィール
齋木 喜美子(サイキ キミコ)
沖縄県具志川市(現・うるま市)に生まれる。
琉球大学教育学部、神戸大学大学院教育学研究科修士課程、聖和大学(現・関西学院大学)教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。
中京女子大学(現・至学館大学)、福山市立大学を経て関西学院大学教育学部教授(現職)。
現在、琉球新報児童文学賞審査委員を務める。
おもな著書・受賞歴
『近代沖縄における児童文化・児童文学の研究』(風間書房、2004)
第26回沖縄文化協会賞(仲原善忠賞)受賞(2004)
第38回日本児童文学者協会新人賞受賞(2005)
目次
はしがき
第1章 日本の医療援助にみる米国施政権下の琉球──同胞意識は隔てを埋めたのか
第2章 戦争体験を語り継ぐ視座──児童文学は「ひめゆり」の物語をどのように伝えてきたか
第3章 歌が途絶えることの意味・復活することの意味──ある音楽教諭の思想と実践
第4章 漫画・たばこと私──安座間家の沖縄戦
この本を読むためのガイド
あとがき