野生動物の交通事故対策 エコロード事始め
B5判 210ページ
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-8329-9741-7(4-8329-9741-6) C3045
奥付の初版発行年月:1998年05月 / 発売日:1998年05月下旬
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-8329-9741-7(4-8329-9741-6) C3045
奥付の初版発行年月:1998年05月 / 発売日:1998年05月下旬
内容紹介
交通網の整備とともに野生動物との交通事故が問題となってきた. 特に北海道では, エゾシカなど大型動物との事故が増えている.被害も車両損傷程度から人身事故までさまざまである.野生動物と共存するための具体的な対策を国内外の関係者22人が,3部構成で総合的に紹介する.
著者プロフィール
大泰司 紀之(オオタイシ ノリユキ)
北海道大学大学院獣医学研究科生態学教室教授.
井部 真理子(イベ マリコ)
(株)ライヴ環境計画.
増田 泰(マスダ ヤスシ)
斜里町立知床博物館.
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第Ⅰ部 野生動物の交通事故
第1章 ヨーロッパ・北アメリカの交通事故の現状
第2章 交通事故の要因
第3章 エゾシカの交通事故 第4章 その他の野生動物による交通事故の現況
第Ⅱ部 北アメリカ・ヨーロッパにおける野生動物と交通との共存対策
第1章 野生動物の道路利用を前提とした対策
第2章 野生動物と道路を隔離する対策
第3章 Reed 氏と Bruinderink 博士による結論
第Ⅲ部 わが国における野生動物交通事故対策の事例
第1章 高速道路の自然環境保全対策
第2章 北海道の高速道路における対策
第3章 北海道の国道における対策
第4章 道道花咲温根沼線におけるエゾシカとの共存に配慮した道づくり
第5章 鉄道における対策