ドイツ・ユニバーサルバンキングの展開
大矢 繁夫:著
A5判 270ページ
価格:5,170円 (消費税:470円)
ISBN978-4-8329-6161-6(4-8329-6161-6) C3033
奥付の初版発行年月:2001年02月 / 発売日:2001年03月下旬
価格:5,170円 (消費税:470円)
ISBN978-4-8329-6161-6(4-8329-6161-6) C3033
奥付の初版発行年月:2001年02月 / 発売日:2001年03月下旬
内容紹介
歴史上一貫してユニバーサルバンクとして展開してきたドイツの銀行の経済的能力を, 投資銀行・証券会社機能と商業銀行機能に分けて分析.銀行の権力を支えるシステムの考察を通して,グローバルな市場で巨大化・寡占化する金融機関の経済活動の拡がりを探る.
著者プロフィール
大矢 繁夫(オオヤ シゲオ)
西南学院大学商学部教授などを経て
小樽商科大学商学部教授.
主 著:
酒井一夫・西村閑也編『比較金融史研究』<分担執筆>(ミネルヴァ書房,1992)
村岡俊三・佐々木隆生編『構造変化と世界経済』<分担執筆>(藤原書店,1993)
目次
序 章 課題と構成
第1部 証券関連業務・活動の展開
第1章 第1次大戦前における銀行の証券信用業務
第2章 1920年代・通貨安定後における証券信用
第3章 株式市場とユニバーサルバンク—1990年代の構図
第4章 ユニバーサルバンクの証券関連業務
第2部 マルク建て決済システムの拡張
第5章 銀行集中と国内支店網・決済網の拡充—1920年代を中心に
第6章 ドイツの銀行の国際業務と「マルク国際化」—「第1次マルク国際化」
第7章 1930・40年代の為替清算システムとドイツの銀行—「第2次マルク国際化」
第8章 第2次大戦後におけるドイツの銀行の胃国際的進出
第9章 マルクの国際化—「第3次マルク国際化」