複数民族社会の微視的制度分析 リトアニアにおけるミクロストーリア研究
吉野 悦雄:著
A4判 192ページ
価格:13,200円 (消費税:1,200円)
ISBN978-4-8329-6111-1(4-8329-6111-X) C3036
奥付の初版発行年月:2000年02月 / 発売日:2000年02月下旬
価格:13,200円 (消費税:1,200円)
ISBN978-4-8329-6111-1(4-8329-6111-X) C3036
奥付の初版発行年月:2000年02月 / 発売日:2000年02月下旬
内容紹介
複数民族社会における民族共存の条件は何か.個別家庭の歴史から社会全体を分析する微視的制度分析を現代のリトアニアに適用.46の家庭への長時間の聞き取りに基づき詳細な家系図を作成.宗教・言語・学校教育・経済格差のミクロ的分析を通し,その条件を探る.
著者プロフィール
吉野 悦雄(ヨシノ エツオ)
北海道大学大学院経済学研究科教授
主要著書:
社会主義経済改革論 (木鐸社,1987)
ポーランド労働法体系(全3巻) (日本労働研究機構,1990)
ポーランドの農業と農民 (木鐸社,1993)
目次
第Ⅰ部 微視的制度分析
第 1章 研究方法論——微視的制度分析
第 2章 民族と家族史からみたリトアニア史
第 3章 現代リトアニアの民族と宗教
第 4章 現代リトアニアの言語と学校教育
第 5章 複数民族環境における市場経済化——微視的視点から
補 章 対西側移民出入国と体制転換後の経済過程——微視的制度研究に基づくマクロ経済分析
第Ⅱ部 家系図分析
家系図分析
44家庭の家系図