雇用官僚制 アメリカの内部労働市場と“良い仕事”の生成史
A5判 432ページ
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-8329-5341-3(4-8329-5341-9) C3034
奥付の初版発行年月:1989年03月 / 発売日:1989年03月下旬
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-8329-5341-3(4-8329-5341-9) C3034
奥付の初版発行年月:1989年03月 / 発売日:1989年03月下旬
内容紹介
Employing Bureaucracy’を,"良い仕事” を労働者に提供するシステムとして把握し,労使関係や社会福祉運動を含む広い背景から, アメリカ労務管理の成立史を生き生きと描き出した労作.人事 ・労務管理論のみならず,広くアメリカ史,社会学等にも問題を提起する.
著者プロフィール
ジャコービィ,S.(ジャコービィ,S.)
ジャコービィ,S. M. (Jacoby, S. M.)
ニューヨーク市生まれ.
ペンシルヴェニア大学を卒業後,カリフォルニア大学バークリ校で経済学博士.
カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)経済学大学院教授.History and Management を担当.
荒又 重雄(アラマタ シゲオ)
北海道大学経済学部教授.社会政策・労務管理論専攻
平尾 武久(ヒラオ タケヒサ)
札幌大学経営学部教授.アメリカ労務管理史専攻
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
雇用慣行の日米の比較—日本語版読者への序文
第 1章 それが以前のやり方だった—1915年までの工場労働者
第 2章 体系的管理と福利厚生事業
第 3章 職業指導
第 4章 諸問題,問題解決者,新しい専門職業
第 5章 危機と変化,第一次大戦期
第 6章 異相の1920年代
第 7章 大恐慌への対応
第 8章 もうひとつの大転換—1936-45年
結 章