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北海道で平和を考える

北海道で平和を考える

四六判 312ページ
価格:1,760円 (消費税:160円)
ISBN978-4-8329-3131-2(4-8329-3131-8) C1031
奥付の初版発行年月:1988年11月 / 発売日:1988年11月下旬

内容紹介

軍事拡張の最前線に位置する「北海道」の現実から出発し,多彩なメンバーが,政治・経済さらには領土問題,民族問題にいたる広範な視野から,地域からの「平和」の意味を掘り下げて検討.

著者プロフィール

深瀬 忠一(フカセ タダカズ)

北海道大学法学部教授.憲法学・比較憲法学

森 杲(モリ タカシ)

北海道大学経済学部教授.企業論・アメリカ経済論

中村 研一(ナカムラ ケンイチ)

北海道大学法学部助教授.国際政治・平和研究

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第Ⅰ部  軍事化の最前線
○米ソ核戦略の間で (豊田利幸)
○軍事基地北海道 (松井 愈)
○軍事化から平和保障へ (深瀬忠一)

第Ⅱ部  地域国際化への道
○日露・日ソ関係と第三国の介入 (外川継男)
○北方領土問題の核心 (竹岡勝美)
○日ソ民際交流運動の現在 (坪井主税)
○北海道の国際交流と平和外交 (横路孝弘)
第Ⅲ部  平和な発展の可能性
○どのような経済発展をめざすのか (森 杲)
○幌延—住民の選択 (神沼公三郎)
○国家と地域開発 (西川 潤)

第Ⅳ部  平和をつくりだす
○非戦を訴えた札幌市民たち (松沢弘陽)
○差別の歴史を掘り起こす (大友陽子)
○少数民族としてのアイヌ (小川隆吉)




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